こちらも見逃せない！
前回のバレエ篇に続き、
今回は要注目のコンテンポラリー・ダンス三作品をご紹介します！
Noism1新作
『ZA-ZA～祈りと欲望の間に』
新潟を拠点に活動するダンスカンパニー・Noism1待望の最新作が登場！ “間～はざま”をコンセプトに、3つの小作品を上演します。第1部は、バッハ のヴァイオリン協奏曲を使った作品『A・N・D・A・N・T・E』。第2部 『囚われの女王』は、トップダンサー・井関佐和子のソロ作品。第3部『ZA-ZA』では、団員に舞台上で何をしたいかアンケートを行い、その欲望に基づき作品を創作するという新たな試みに挑みます。 
過去公演より。Noism1『Namelless Voice～水の庭、砂の家』 撮影：篠山紀信
Noismとは、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館が舞踊部門芸術監督に金森穣を迎えたことにより、2004年に誕生した日本初の劇場専属舞踊団。金森穣の洗練を極めた振付と、舞踊家たちの磨き抜かれた技量は一見の価値アリ！
日程：
新潟公演
2013年 5月24日（金）19:00、25日（土）17:00、26日（日）17:00
会場：りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場
一般5,000円、学生2,500円
神奈川公演
2013年 5月31日（金）19:00、6月1日（土）17:00、2日（日）15:00
会場：KAAT 神奈川芸術劇場 ホール
5,500円
静岡公演
2013年7月20日(土)、21日(日)
会場：静岡芸術劇場
※詳細は決定次第Noism HP上で告知
演出振付：金森穣
出演：Noism1
問合せ：りゅーとぴあチケット専用ダイヤル025-224-5521（11:00～19:00/休館日を除く）
※新潟・神奈川公演のみ
http://www.noism.jp/
平山素子
『フランス印象派ダンス Trip Triptych』
日本コンテンポラリー・ダンス・シーンを牽引するダンサーであり振付家でもある平山素子が、新国立劇場を舞台に新作を発表。ドビュッシー、ラヴェル、サティら、フランス印象派作曲家３名の楽曲に挑戦します。舞台には、平山を含め10名のダンサーが登場。いずれも突出した才能の持ち主だけに、完成度の高いステージになりそう！
photo: Shintaro Shiratori
これまで新国立劇場で数々の作品を発表してきた平山素子。2007年の新国立劇場公演『Life Casting ─型取られる生命─』で朝日舞台芸術賞を、翌年の『春の祭典』では芸術選奨文部科学大臣新人賞・江口隆哉賞を受賞するなど、確かな評価を手にしています。人気が予測されるだけに、チケットは早めの確保を！
日程：2013年 6月7日（金）19:00、8日（土）15:00、9日（日）15:00
会場：新国立劇場 中劇場
A席5,250円、B席3,150円
演出・振付：平山素子
出演：平山素子、高原伸子、西山友貴、福谷葉子、青木尚哉、アレッシオ・シルヴェストリン、小尻健太 、原田みのる、平原慎太郎、宝満直也（新国立劇場バレエ団）
問合せ：新国立劇場ボックスオフィス03-5352-9999
http://www.nntt.jac.go.jp/
マギー・マラン
『Salves - サルヴズ』
フランスを拠点に1970年代から数々の衝撃作を発表し、コンテンポラリー・ダンス界で異彩を放つマギー・マラン。1984年の初来日時に発表した『メイ・ビー』では、現代社会の矛盾を映す独自のフィジカル・シアターを展開し、ダンスと演劇の両陣に大きな旋風を巻き起こしました。今回上演するのは、 2010年初演の『Salves-サルヴズ』。廃墟の中で始まる破壊、混沌、そして新たな美——。マランが提示する、衝撃の全貌を見届けて。
photo: Jean-Pierre Maurin
マギー・マランは、フランスのトゥールーズ生まれ。ムードラを経てモーリス・ベジャールの20世紀バレエ団に参加するなど、ダンサーとしてはエリートとい えるキャリアを重ねています。創作を開始したのは70年代後半から。衝撃作を発表すると共に、パリ・オペラ座バレエ団やネザーランド・ダンス・シアターなど一流カンパニーで委嘱作品を創作、各地で高い評価を集めています。
日程：2013年 6月15日(土) 15:00、16日(日) 15:00
会場：彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
Ｓ席5,000円、Ａ席3,500円、学生Ａ席2,500円
演出・振付：マギー・マラン
出演：カンパニー・マギー・マラン
問合せ：彩の国さいたま芸術劇場チケットセンター0570-064-939
http://www.saf.or.jp/
