歴史と西洋文化を感じる街、中央区明石町
都心に残された水辺と緑のある潤いの住環境
オーベル明石町レジデンス(大成有楽不動産 大成建設)が建つ中央区明石町は、明治時代に外国人居留地として賑わった時期があります。当時の知識人が集ったこの地は、立教大学をはじめいくつもの学校が建てられ、その地には今は記念碑が残されています。明石町として、まず思い浮かぶのは聖路加国際病院・聖路加看護大学・聖路加ガーデンです。かつて、宣教医師として来日したルドルフ・B・トイスラーが1902年に聖路加病院を創設。100年以上の歴史を持つ同病院は、都内有数の病院としてあまりにも有名です。
建物の周囲には、散歩道が整備されており、歩いていてとても心地よく感じます。
同病院は、救命救急センターとしても認可されており、地域の医療をサポートしています。こうした、医療機関が充実しているのは、地域に安心を与えています。
上の写真は、明石町のあかつき公園。平日の日中ですが、子供と遊ぶ母親が多いのに驚きました。都心でありながら子育て環境も良好な場所と感じました。
聖路加ガーデンを抜けて、隅田川のほとりに出ると佃や勝どきのウォーターフロントの景色が広がります。鳥も気持ちよさそうに羽を伸ばしていました。
明石小学校・明石幼稚園のある通り沿いに立地
街路樹の並ぶ整形の敷地
オーベル明石町レジデンスの敷地は、明石町小学校・明石町幼稚園が建つ街路樹の並ぶ閑静な場所に位置します。明石小学校は、明治41年の創立。平成24年に新校舎の建設が完了したばかりで、クラシカルな外観ですが建物はできたばかりです。土地は、従前は銀座の老舗百貨店が保有していたとのこと。幅員15.93mの広い道路に面しながら車通りはさほどなく、落ち着いた住環境です。両側の歩行者専用の歩道には街路樹も植えられています。
銀座、築地、新富、湊、入船といった周辺の町の都市計画が商業系の用途地域であるのに対し、明石町は住居系の用途地域である点も、こうした佇まいが残された要因だと思われます。
敷地の特徴は、整形でかつ道路にワイドに接している点が挙げられます。プランニングがしやすくかつランドマーク的な効果も高いと思われます。
次のページでは、免震構造採用の同マンションのプランニングを紹介します。