城崎温泉の旅館
城崎温泉を代表する宿が西村屋です。写真の本館の他、系列の西村屋ホテル招月庭も含め、城崎温泉随一の宿として知られています。もう少しお手頃な価格帯の宿では、大西屋水翔苑やときわ別館の評判が良いようです。ただし、温泉はいずれも循環です。城崎温泉では掛け流しの宿は非常に限られるので、普段掛け流しに拘る方でも、ここでは温泉街の風情や文化を楽しむよう、発想の転換が必要かもしれません。とはいえ、どうしても掛け流しに拘りたい方も居られると思いますので、掛け流しの小旅館を以下に列挙しておきますので、参考になさって下さい。ただし少規模旅館の中には、内湯を貸切専用にしている所も多く、常時入れない場合もありますので、詳細は宿に確認する必要があります。
源泉掛け流しの浴槽がある旅館(家族湯の場合あり)
よしはる、大和屋、かに庵、錦水旅館、みつわ旅館、扇屋旅館、おおかわ、やなぎ荘、simaya こぢんまり、つたや晴嵐亭、むつの屋、山しろや旅館、KKR城崎玄武、安田屋旅館、しののめ荘
城崎温泉の入浴施設
城崎温泉の入浴施設は、七軒の外湯です。宿泊客には入浴券を上限なしで配布する宿が多いですが、日帰り入浴客向けにも、千円で一日入り放題の城崎温泉外湯めぐり券「ゆめぱ」が発売になっています。代表的な入浴施設は、温泉街中央にある「一の湯」です。しかし、駐車場が無いので、車の方は駐車場に隣接した「鴻の湯」の方が利用し易いでしょう。新しい施設としては「御所の湯」と駅舎温泉の「さとの湯」で、この二軒は800円と他の外湯より200円高くなっています。よって、少なくとも二軒入れば一日券の元が取れる計算になります。温泉はいずれも循環で集中管理ですから、風情の違いを楽しむ事が主眼になります。
次ページでは、城崎温泉の観光スポットをご紹介します。