キャリアプラン/キャリアプラン事例

起業家列伝-成功者からキャリアを考える(2ページ目)

「起業家列伝」と称して、ベンチャー企業経営者を中心に、ガイドの私とお付き合いのある人から、読者の皆さんのキャリア構築に参考になりそうな方をご紹介できればと思います。雲の上の存在ではなく、頑張れば手が届くような等身大のキャリアモデルをイメージして、人選を行っていきたいと考えています。

藤田 聰

執筆者:藤田 聰

キャリアプラン・リーダーシップガイド


ガイド:どんな学生だったのですか?

興味があれば自分を信じてとことんやり抜くこと、必ずや道は拓けます。

興味があれば自分を信じてとことんやり抜くこと、必ずや道は拓けます。

後藤氏:小さい頃から好奇心旺盛で全ての事に興味がありました。何故?何故?と考えるのが常であり、例えば、メカ製品であれば、何でも分解して構造を理解したくなる性質でした。車然り、携帯電話然りです。
親からレールを敷かれてその道から外れることをやるな!と言われたことや、サラリーマン時代の上司から建設的な提案に対してやるな!と言われることには嫌気がさしたものです。何事にも自分の責任で取り組むこと、挑戦することに意義を感じていました。

ガイド:今後のビジョンや読者に伝えたいことは何でしょう?

後藤氏:そうですね。主力の携帯販売事業は利益率が低い分、営業力を更に高め、提案型アプローチにより、付加価値を高めていきたいと考えています。介護事業はデイサービスを中心に直営3施設を運営していますが、3年後の2015年度には20施設まで拡大する計画です。それには何よりも人材の確保が急務であると考えています。

読者の方へのメッセージとして、興味があることに自分を信じて、とことん取り組めば道は拓かれるということです。頭でっかちにならず、何事にも取り組む、やってみる姿勢で挑戦していけば必ずや成功すると思います。

ガイドの眼

後藤社長と初めて会った際の印象として、スキンヘッドで一見厳つい感じがします。お話を伺うにつれ、高い専門性(自分の領域内であれば、何を聞かれても答えられること)や人間に対する包容力を兼ね備えている人であることがわかります。話しぶりはマイルドで、上の人からも下の人からも好かれる人柄なのでしょう。若い頃からリーダー的な役割を担っていたとのことでしたが、今や100名のスタッフを統率するリーダーです。今後、どのようにリーダーとして進化されていくかが楽しみな方です。
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