彫刻アートに囲まれたダイニングで優雅な会食
Ateljé Finne

内観1

もともと彫刻家のアトリエだった場所を改造してできたレストランなので、壁や隅には味わい深いアート作品が残されている

繁華街カンッピ地区から北に外れた落ち着きのある界隈に、優雅なダイニングレストラン、アテルイェ・フィンネ(Ateljé Finne)がオープンしたのは2007年のこと。

外観2

白く塗り込められた壁に映える彫刻作品たち

もともとこの場所は、20世紀前半にフィンランド国内で活躍した彫刻家グンナル・フィンネ(Gunnar Finne /1886-1952)が20年余り利用していたアトリエだったといいます。フィンネの作品は現在でもヘルシンキの街のあちこちで出会うことができ、エスプラナディ公園内にある「Taru ja totuus(伝説と真実)」という記念碑は彼の代表作の1つです。

このエピソードにちなんで彼の名前を冠したレストランの店内にはなんと、白く塗り込められた壁にフィンネ自身の彫刻作品がたくさん飾られているのです。作品が際立つよう、フローリングやテーブル、食器類はシンプルでは落ち着いた色合いのものが使われていて、まるで本物のアトリエやギャラリーのなかで食事をいただくレストランといった雰囲気。

 

固定メニューはなく、数週間ごとに一新される旬の料理

料理

料理メニューは約6週間ごとに新メニューへと移行し、常時前菜・メイン・デザートそれぞれが3~4種類ずつ選択できる。最大3品まで選べるメインを何品頼むかによって値段が変わる

アテルイェ・フィンネの料理メニューは、季節ごとに旬の食材を使った新メニューへと移行していきます。

テーブル

大人気のお店は座席数も多くないので、予約必須!

前菜・メイン・デザートそれぞれ、常時4種類ほどから選択でき、メインにはその日仕入れられた日替わりの肉や魚のメニューも用意されています。シンプルなプレートに盛りつけられたお料理は、アート作品のように色とりどりで美しいアレンジ。シェフを務めるのは、フィンランド料理界では名の知れたアンット・メラスニエミ氏らで、見た目はもちろん味も確か。また、ワインセレクションにも定評のあるお店です。

なお、随時メニューが移行する中で唯一常時メニューとしていつでも味わうことができるのが、デザートのリコリスのブリュレ(Lakritsilla maustettu crème brûlée)。外国人のあいだでは賛否両論な(?)フィンランドの黒いお菓子の原料の1つ、リコリスの風味が効いており、少なくともフィンランド人には大人気の逸品です。

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外観

ツートンカラーの建物と赤いネオンを目印に

Ateljé Finne(アテルイェ・フィンネ)
住所:Arkadiankatu 14, 00100 Helsinki
TEL:+358 10 281 8242
アクセス:トラム2「Kauppakorkeakoulut」下車徒歩2分
営業時間:月~土曜17:00~翌0:00(料理のラストオーダーは21:30)
定休日:日曜
平均価格:前菜10ユーロ~、メイン26ユーロ~、
デザート10ユーロ~、アルコール類4ユーロ~
※要予約

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