ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
「アフタヌーンティー」本格スタート
昨年12月19日、ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ1階に「ニューヨークラウンジ」がオープン。ラウンジ営業と同時に本格的アフタヌーンティーのサービス提供が始まりました。
重厚なインテリアと壁面装飾
ニューヨークのクラブをイメージしたという洗練された店内は、視線を釘づけにするほどきらびやか。
遠くから見ると、全体的に統一感があって、すべて同じテーブルとソファに見えることでしょう。しかし、ラウンジの各テーブルとそれを取り囲むソファは、テーブルごとに違います。テーブルの形や色、素材、ソファの形、生地、色などが異なることに気が付きます。そのうえ、テーブルを囲んだソファの空間が、それぞれひとつの部屋として成り立っているかのようでいて、全体としてバランスが取れているのです。
さらに、壁やテーブルなどに使われる大きな鏡の効果が抜群。ソファに腰を下ろして見渡すと、いろいろな角度から、装飾品が目に飛び込んできます。豪華でありながら、モードとキュートさを兼ね備えたシャンデリアにも引き付けられます。
ここでどんなアフタヌーンティーが提供されるのか、ご紹介しましょう。
“ヘルシー、ビューティ、フレッシュ”をコンセプトにしたアフタヌーンティー
”ヘルシー、ビューティ、フレッシュ”というのは同ホテルのレストラン全体のコンセプト。アフタヌーンティーのメニューを構成するうえでも欠かせない要素だとか。
半コース仕立てでサーブされるアフタヌーンティーは、プチサンドウィッチ&アミューズプレートから運ばれます。
お客様の体をまず温めてもらうため、必ず暖かいスープをつけるそうです。今回はカリフラワーのスープ。プチサンドウィッチは2種類(生ハム、エビとアボカドクリーム)。クロワッサンでサンドしており、バターの風味を感じるサクサクのクロワッサン皮に、上質で上品な仕立ての素材がマッチしています。
小さなプチタルトにはツナクリーム、その上に湯むきしたプチトマトをトッピング。上の写真左端はオクラの素揚げスティック、ゴボウスティック、ホースラディッシュクリームが包まれたコルネ。ゴマを練り込んだというサクッとした生地に、ホースラディッシュのやわらかいクリームが溶け合います。ホースラディッシュのツーンとした香りの抜け具合が絶妙。これらはすべてフレンチレストラン厨房で作られたものだから、どれ一つとっても繊細な味が楽しめます。
甘さ控えめのスコーン3種。クロテッドクリームとジャム2種類(メニューに合わせて変更)
プチサンドウィッチ&アミューズプレートに続いて運ばれるのはスイーツプレート。スコーンは3種類(プレーン、紅茶、トマト)、温められてきます。皮がカリっと、中はふわふわ、そして甘さ控えめ。スコーンに添えられるのは、クロテッドクリームとジャム2種類。現在のジャムはストロベリーとプラリネ。スコーンに合うようにこちらも季節によって変わるとか。
上品な味わいのスイーツたち。だからこそチョコレートケーキのビターでコク深さが際立ちます
焼き菓子などもこんなにたくさん。すべて風味が異なります
美味しさとボリュームを兼ね備えたメニューに、どんなお茶を合わせましょうか。