なお、「小学校入学準備~生活編」は、こちらです。
ひらがなの読み書き
自分の名前は書けるようにしておきましょう
小学生の子どもに、「勉強しましょう」というと、嫌だなと思う子どももいるかもしれませんが、入学前の子どもは、「勉強」というと、お兄ちゃんお姉ちゃんと認められたような気持ちになり、喜んで「勉強」に取り組むものです。ただ、子どもにもよりますので、子どもの様子を見ながら、進めましょう。
ひらがな、カタカナ、漢字などの文字は、書き順が大切です。いい加減なまま覚えてしまうと、あとで直すのが大変です。ですから、文字を書く練習は、詰め込み過ぎず、少しずつ、練習しましょう。
子どもが意欲的で、教えてほしそうなら、どんどん進めていけばいいのですが、そうでない場合も、自分の名前だけは、書けるようにしておきましょう。
また、読む練習は、絵本などを声に出して読む練習が効果的です。また、親子でお出かけした際、看板など目に飛び込んでくる文字を読むなど、遊び感覚で練習するといいですね。
人の話を聞く
小学校に入ると、1コマの授業は45分間です。45分間、じっと座って、授業を受けるだけでも、最初は大変でしょう。親が話をするときは、子どもは親の目を見て話を聞く、また、子どもが話をするときは、親が子どもの目を見て話を聞くという習慣をつけましょう。そして、人の話は最後まで聞く習慣をつけましょう。そうすることで、話を聞く姿勢が身についてくるものです。机に向かう習慣をつける
学習机でも、リビングのテーブルでも構いません。1日15分ほど勉強する習慣をつけましょう。何事も最初が肝心です。この習慣が中学生、高校生になったときにまで影響します。リビングの場合は、テレビは消して、親も携帯などを触っているのではなく、子どもが勉強している様子を見守りましょう。横で、本を読んだり、何か勉強したりするのは、むしろいいことです。>>算数はどこまでできればいいのでしょうか