住まいの汚れの原因になる「静電気」

冷蔵庫

動かしてビックリ、「冷蔵庫」型の影が……?!

テレビやオーディオ機器、冷蔵庫や洗濯機といった家電を移動したとき、その後ろ側の壁が不自然なほどに家電の形で黒く汚れていることがあります。また、給気口・換気口といった「穴」の周囲、或いはコンセントなどの周囲にも同様の汚れが付着することがあります。これらはいずれも、「静電気」が屋外由来の煤煙や住まい内の微細なホコリ・油煙などを壁面に吸い寄せてしまったがゆえの汚れです。

こういった汚れを予防するには、いかに静電気の発生を抑えるか考えるよりも、静電気によって引き寄せる汚れを「いかに壁以外の場所に誘導するか」考えたほうが現実的と言えるでしょう。また、その汚れの落とし方についても、「静電気絡みであること」を念頭に置き、対処したいものです。

「静電気汚れ」は、壁(主にビニールクロス壁)以外にも、帯電しやすい箇所であればどこにでも発生し得る汚れです。特に賃貸住宅の原状回復の際に問題にされやすい「静電気汚れ」の対処法、ぜひ一度押さえておいてください。


「静電気汚れ」を予防するには

カーテン

より帯電しやすいもの、ホコリを吸い込みやすいものを傍に。ただし「カーテン」の洗濯が後々必要になります

■壁と家電の間に距離を取る

静電気以外に、家電の発する熱の影響も受けやすくなるため、距離が近いほど汚れやすくなります。可能であれば、なるべく距離を取るようにしましょう。

■壁と家電の間に「段ボール」「パネル」「カーテン」などを挟む

壁よりも帯電しやすいものをそばに置くことで壁への影響を抑えます。「カーテン」の場合は防炎加工のされているものにしましょう。

■「陽イオン界面活性剤」で掃除する

換気口・給気口の周囲は、たまに洗濯用柔軟剤やヘアリンスを薄く溶いた水溶液で拭き掃除すると帯電しにくくなります。