乾燥が気になる人は乳液をプラスしてみて
乳液は、肌の表面を覆うのではなく、角質細胞をつないでいるセラミドなどを助ける働きをします。つまり、細胞をひとつひとつコーティングして角質細胞の隙間をなくし、化粧水や美容液の成分を保護する役目をしているのです。
ひと昔前は、乳液の効果は「化粧水の潤いを閉じ込める」だけのように言われていました。でも今は、どちらかというと化粧水で保湿した後に、さらに栄養をたっぷり入れてあげる働きをしていると言えます。そして何より、乳液には、乾燥を防ぎ、肌を柔らかくなめらかにする効果もあります。
乾燥がひどくクリームをたっぷり塗っているのに、肌が改善しない人。クリームを塗りすぎて、かえってニキビができてしまったという人は、是非、乳液をプラスしてみて。騙されたと思って使ってみたら、肌質のバランスが整い、良好になること請け合いです。
乳液の使い方
使い方がよくわからないという人に、ここで簡単に乳液の使い方をご紹介。1. 付ける順番は、化粧水→美容液→乳液。前のケアが終わってから1~2分おくと、肌も落ち着くのでそのタイミングでつけるようにしましょう。(ただし、商品によっては化粧水の前につけるものもあるので、使用前に要チェック)
2. 使用量は自分の肌と相談。目安としては、10円玉程度の大きさが目安。
3. 手のひらに取ったら、両手を合わせて乳液を温めると肌への浸透がよくなります。その後、顔全体に伸ばしたら、指の腹で優しくマッサージ。乾燥が気になる目元、口元は重ね塗りが効果的です。
ちょい足し、リフォームなんでも使える
そして、何より色々な用途で使用できるのが乳液のいいところ。特に私が使う技は、ファンデーションと混ぜるちょい足し。メイクのノリが悪い時に、少し混ぜるだけで、肌はしっとり馴染みもよくなります。また、ふと鏡をのぞいた時に粉がふいている!なんて経験誰でもあるはず。そんな時も、さっと乳液をつけて、パウダーファンデーションで押さえるだけで修正完了。とても手軽です。ミストタイプの化粧水だと、さらに乾燥を呼んでしまう恐れがあるし、クリームだとべたつきが気になるけれど、乳液なら問題なしです。
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