私たちの肌は擦られるとすごくダメージを受ける

私たちの肌の表面は、ちょっと魚のウロコに似ていると思います。魚のウロコはたたいても取れないけれど、包丁を横に動かす動作でどんどん剥がれていきます。ウロコを剥がすには、横に擦る動作がいちばん手っ取り早いですよね。私たちの肌表面の角質も同じで、横に擦る動作によって表面の老化角質は剥がれていきます。擦りすぎると肌にとって必要な角質まで剥がれてしまったり、また肌のセンサー機能により「刺激」を感じて炎症を誘発してしまいます。
(※ひどく乾燥している場合には、老化角質をうまく剥がれるように仕向けている酵素が働かずに頑固にへばりついてしまって、角質肥厚に陥ってゴワゴワとした肌になります)

私たちの肌は、擦る動作にすごく敏感であり、擦ることで色々なダメージを被ります。

肌を擦らないだけ、という治療法があった

シミ治療

シミ治療

数年前に大阪の皮膚科形成外科に取材に行って聞いた話です。その先生はシミ治療の専門書籍を書くほどのシミ専門家で、とくに肝班という左右対称にできる女子特有のシミに対して驚くほどの成果をあげていらっしゃいました。何十という症例を見せていただいて驚いたのは、「摩擦を徹底してやめる」だけで肝班がきれいに消えてしまっていたことなのです。皮膚科へ行けば、色々な肝班治療が行われていますが、摩擦をやめるという日常生活の改善だけでも治っている例がたくさんあることに驚きました。