バスでは、最前席に座って運転手さんとコミュニケーションを取るのが無難
ヘルシンキ中央駅の西側・東側それぞれに大きなバスターミナルがあり、ひっきりなしにバスが出入りしている
空港行きのバスは、乗り場が変更されラウタティエントリ・ターミナル12番乗り場から発車
カンッピ(Kamppi)のターミナルからは、アールト建築視察に出向く人が多いエスポー市のオタニエミ(Otaniemi)地区への直行バスなどが出ています。
バス中央部にある、ベビーカーや車椅子用の駐輪スペース。固定用シートベルトも完備!
またバスに限っては、乗客は常に最前扉から乗車して、毎回、運転手さんに有効期限内のチケットを見せるか、電子カード読み取り機にカードを押し当てなければいけません(1日券など有効期限内の電子カードを機械に押し当てると、ピピっと反応音がします)。もちろん運転手さんから直接切符を買うこともできますが、20ユーロより大きな紙幣は断られることが多いので注意。またトラムやバス内ではカード払いもできません。
ベビーカーや車椅子を押している大人は1人分まで無料なので、例外的にバス中央の広めの扉から直接入ることが可能です。車内中央部にはベビーカー駐輪用のスペースが確保されており、固定用の安全ベルトやフックも完備されています。ベビーカー連れを見かけたら、さっと場所を空けて乗降を手伝うのが暗黙のマナー。
大きなターミナルの場合、直近に出るバスの番号と行き先、乗り場の番号が電光掲示板で知らされる
降車停留所の手前では、必ず降車ボタンを押して次で降りる意志を伝えましょう。ボタンが押されず乗客も見当たらない停留所では、停車しないのが普通です。
最後に、バスは夜中にも運行している便が多く便利なのですが、夜2時以降のバスはナイトバス扱いで完全別料金となるのでご注意ください。
※上記データは記事公開時点のものです。