東京と、そして大阪でも受注できます!
つま先の切り返しがU字状になっているこのスタイルが、本来のUチップ。イギリスではその三日月形の形状から「クレッセント」とも呼ばれます。底付けはノルウィージャン製法で、以前はヨーロッパ大陸製の登山靴でお馴染みだったものです。手縫いで時間の掛かるこの底付けが可能なのも早藤氏のオーダーならでは。
アッパーの革には、ワインハイマーレーダー社のブラックボックスカーフのようなドイツに縁のあるものばかりでなく、ソフトなイタリアンカーフや型押しレザーなども多様に選べます。採寸はメジャーでの計測のみならず、整形靴の作製では暫し見られるフットプリント転写による考察もなされるとのことで、この辺りは流石、ドイツでの経験がしっかり活かされているようです。価格は通常の牛革を用いる場合、一足35万円+消費税からのスタートで、例えばノルウィージャン製法のような特殊な底付けを依頼したり、爪先やかかとをスチールで補強したりすると、別途オプション料金が加わります。なお、注文時と完成時に半金ずつの分割納入も可能です。
シンプルな3アイレットダービープレーントウも、早藤氏の手に掛かるといっそう洗練されて来ます。丸過ぎず尖り過ぎない絶妙なトウシェイプと、引き締まった土踏まずとのリズムあるメリハリは、履き心地の良さを保証しているかのようです。
【受注会案内】
◎Ryota Hayafuji Shoemaker ビスポークシューズ受注会
・開催日時
東京 :2月9日(土)~11日(月・祝) OLD HAT(東京)にて
大阪 :2月16日(土)~17日(日) OLD HAT(大阪・Shoe Artisans)にて
・お問い合せ先
OLD HAT :TEL03-3498-2956