ビューティティップス/2013年春!注目のスキンケアコスメ

日やけ止めの新基準PA++++の表示がスタート!

国内では、これまでUVBを防ぐ指数としてSPF、そしてUVAはPA値が日やけ止めに表記されていますが、この春から新基準が設定されたのはUVAの値。これまでPA+++(3+)が最高値だったのが、PA++++(4+)まで表示できることになり、光老化への防御力をより的確に表現できるようになりました。

加藤 智一

執筆者:加藤 智一

ビューティティップスガイド

 日やけ止めに関する最新トピックスで、ぜひ注目して欲しいのが、この春から「紫外線A波(UVA)」の新しい基準値です。

肌に有害な紫外線のうち、地球に届くのはUVB(紫外線B波)UVA(紫外線A波)があり、シンプルにいえばUVBは「日やけやシミ」、UVAは「光老化=シミ、しわ、たるみ」の原因となる紫外線。“UVAのAはaging(エイジング)のA”とも例えられている波長です。
各社から続々と新作日やけ止めが登場

各社から続々と新作日やけ止めが登場


国内では、これまでUVBを防ぐ指数としてSPF、そしてUVAはPA値が日やけ止めに表記されていますが、この春から新基準が設定されたのはUVAの値。これまでPA+++(3+)が最高値だったのが、PA++++(4+)まで表示できることになり、光老化への防御力をより的確に表現できるようになりました。

そもそも日本のユーザーはPA値よりもSPF値のほうを重要視する傾向があり、「とにかくSPF値が高いアイテムをつけていれば安心」と思われている節がありました。でも、しわ、たるみなどのエイジング現象を考えると、実は注視すべきはUVAの値なのです!

しかもUVAはUVBと異なり、1年を通じて一定の照射量があり、さらには雲や窓ガラスを通り抜けやすい性質から、陽射しの強弱に関わらずにダメージを受けてしまいます。

この“窓ガラスを通り抜けやすい”というのも厄介で、つまりはオフィスワークであっても、デスクが窓のそばに配置されている場合はUVAケアが必要ということになります。

これまで高SPF・PA値の日やけ止めというと、使い心地に難があるタイプもありましたが、新基準を搭載して発売される新作はテクスチャーや塗布感の向上から、快適な使用感で、日常的に活用できるものばかり。

以前のように“白浮き”、“べたつき”が気になることもありません。なので、ご自身で使うだけでなく、彼や旦那様など、ファンデーションを塗る習慣がない男性にも、ぜひ薦めて欲しいアイテムです。



■DATA
パープルカラー、BBタイプも用意。リバイタリフト UV ブロック SPF50+・PA++++ ホワイト 30g 1,995円/ロレアル パリ(3月1日発売)
*外部サイト
http://www.lorealparisjapan.jp/
(上記新製品は2月7日以降に掲載)

クリーミーなジェル。肌をトーンナップさせる効果もある。アネッサ パーフェクトジェルサンスクリーンA+ SPF50+・PA++++ 60g 3,150円編集部調べ/資生堂(2月21日発売)
*外部サイト
http://www.shiseido.co.jp/anessa/

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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