生理周期と女性ホルモン

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女性の体は、生理周期とともに女性ホルモンの分泌が変わります。その影響で肌の状態は、生理周期と密接な関わりがあるんです。逆を返すと、うまく活用すれば効率よくきれいになれるということ。女性は誰でもきれいになれるチャンスがあり、そのチャンスを逃さなければ美肌になることができるんですよ。

生理周期は、卵巣から「卵胞ホルモン」(エストロゲン)と「黄体ホルモン」(プロゲステロン)という2つの女性ホルモンが分泌されることによって起こります。


■“美肌ホルモン”とも呼ばれている卵胞ホルモン
生理が終わってすぐの時期、卵胞ホルモンが多く出るようになると、肌の水分量が増え、体も丸みを帯びてきて女性らしくなります。気分も前向きになり、特別なことをしていないのに肌もいい状態に。逆に卵胞ホルモンが少なくなってくる時期は肌が乾燥しやすく、やる気が減退し、イライラして不眠気味になり、肌のトラブルも多くなります。そのくらい肌と関係があるので、卵胞ホルモンは別名“美肌ホルモン”とも呼ばれているんです。

■肌荒れやむくみを引き起こす黄体ホルモン
対する黄体ホルモンは、妊娠を助ける役割を担っています。妊娠が成立しないと、受精卵が子宮に着床するときのベッドとして準備されていた子宮内膜が、不要になってはがれ落ち、体外に排出されるのが生理。その生理を起こさせるのが黄体ホルモンです。生理前に黄体ホルモンの分泌が増える時期は、不快症状が出やすく、皮脂の分泌が過剰になるので、むくみや肌荒れ、頭痛や精神的イライラもつのります。けれども考えようによっては、ニキビもむくみも体内の悪いものを出してくれるデトックス期と前向きにとらえましょう。

ちなみに生理中は、卵胞ホルモンも黄体ホルモンも最も少なくなりますから、体がだるくなり、肌の調子も今ひとつな状態になります。


生理周期に合わせたスキンケアサイクル

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28日の生理周期に合わせたスキンケアサイクルは、ホルモンの量と肌の状態によって、5つの時期に分けられます。肌は毎日求めているものが変わるから、週に1回といった習慣的なケアを続けるよりも「その日にいちばん肌に効く」スキンケアを行うことこそが、きれいの近道です!





1「ゆるゆる期」=生理開始1日~5日までの生理期
卵胞ホルモンの低下で肌が乾燥し、肌トラブルが起こりやすい時期。肌への刺激が強いお手入れは、この時期はNGです。私はなるべくお家でゆったり休み、フルーツをたくさん食べて酵素で体内の毒素を輩出するようにしています。

2「きらきら期」=6日~12日までの卵胞期
肌の水分量がぐんぐん増えていくので、肌はもっともいい状態。新しい化粧品を試したり、顔そりやピーリングなど積極的なお手入れはこの時期に。私はフォトフェイシャルやケミカルピーリングでいい状態の肌をもっとよくするためのケアをプラスします。

3「セクシー期」=13日~15日までの排卵期
肌の調子は最高によく、28日の間でもっとも美しさが高まるとき。この時期も攻めのケアに適しています。肌の状態も最高なので、デートのときはいつもよりしっかりメイクをしたり、新しいメイクにチャレンジすることも。メイクはきちんと落とすことを忘れないようにしましょう。

4「ニュートラル期」=16日~21日までの黄体期
徐々に卵胞ホルモンの分泌が低下していく時期。攻めのスキンケアから守りのケアにシフトしていきましょう。乾燥してくる肌の十分な保湿を心掛けます。食事は和食中心にして、体を中から温めるしょうが、飲み物も豆乳など体に優しいものをよく摂ります。

5「のんびり期」=22日~28日までの生理前期
体が水分を溜め込みやすい状態になるため、むくみやすい時期。だんだん肌は乾燥しやすくなり、トラブルも多くなりがち。ダイエットもお休みモードに。体が水分を溜め込みやすくなっているので、リンパマッサージなどでできるだけむくみを予防しています。

このおおまかな変化を理解した上で、スキンケアサイクルをスタートして下さい。ただ、美肌のケアには外側だけでなく内側のケアも大切です。心の持ちようなどの精神面や、睡眠、エクササイズ、ファッションなどのライフスタイル面、食生活などからもきれいがつくられるということも忘れないでくださいね。
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※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。