シンプル和食レシピ/ご飯と汁もの

旬の美味しさを炊き込む“大根めし”

大根を炊き込みご飯の具に使う?!あまり聞きなれないかもしれませんが、これが本当に美味しい!素朴な味の“大根めし”です。

執筆者:冨田 ただすけ

旬の美味しさを炊き込む“大根めし”

所要時間:60分以上

カテゴリー:ご飯・麺・粉物ご飯

旬の美味しさを炊き込む!素朴な味の“大根めし”

大根は、煮物、みそ汁、サラダなど、いろいろな料理に使える食材ですが、『炊き込みご飯』の具材として入れると美味しいことを知っている人はあまりいらっしゃいません。

そんな『大根めし』に炊き込む食材は、大根、にんじん、油揚げの3種類。
かつおと昆布でとった一番だしで炊き込むと、なんとも素朴で美味しい炊き込みご飯になってくれます!

大根めしの材料(3~4人前)

大根めしの材料(3合分)
3合
大根1/4本(約250g)
にんじん1/3本(約60g)
油揚げ1枚
調味だし
だし600ml
薄口醤油60ml
みりん60ml
大根葉があると彩りもよく美味しそうに仕上がります。ぜひ葉付きの大根を購入して、葉っぱも大根めしに混ぜ込んでみてください。

大根めしの作り方・手順

大根めしの作り方

1米を研いだ後に30分浸水させる

いつも通り米を研いだ後に、しっかりつかるだけの水を加えて、30分浸水させておきます。そうすることで、炊飯器で炊いても、芯の残らないふっくらしたご飯が炊きあがります。 <br />
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いつも通り米を研いだ後に、しっかりつかるだけの水を加えて、30分浸水させておきます。そうすることで、炊飯器で炊いても、芯の残らないふっくらしたご飯が炊きあがります。

2大根めしの材料を切る

大根は皮を厚めにむいて、長さ5cmくらいの拍子木切りに、にんじんはマッチ棒より少し太いくらいの細切りにします。<br />
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また、油揚げは4~5mm幅に切り、大根葉もあれば細かく刻んでおきます。
大根は皮を厚めにむいて、長さ5cmくらいの拍子木切りに、にんじんはマッチ棒より少し太いくらいの細切りにします。

また、油揚げは4~5mm幅に切り、大根葉もあれば細かく刻んでおきます。
油揚げは上品な味の仕上がりにしたいとき以外は、特に油抜きをする必要もないので、お好みで行ってください。

3大根とにんじんを炒め、下味をつける

フライパンにサラダ油小さじ1(分量外)をひいて、大根とにんじんを強火で炒めます。ここで火を通す必要はないので、表面に少し焼き色がついたら火を止め、ひとつまみの塩(分量外)を全体に振りかけて、下味をつけてください。<br />
フライパンにサラダ油小さじ1(分量外)をひいて、大根とにんじんを強火で炒めます。ここで火を通す必要はないので、表面に少し焼き色がついたら火を止め、ひとつまみの塩(分量外)を全体に振りかけて、下味をつけてください。
大根とにんじんを取り出した後のフライパンを使って、大根葉もさっと炒め、塩で軽く味付けをしておいてください。

4炊飯器の内釜の線に合わせて、調味だしを入れる

炊き込みご飯の調味だしは、かつおと昆布のだしと薄口醤油とみりんを合わせて作ります(火にかけずに合わせるだけ)。<br />
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浸水させた米をざる上げしてからしっかり水気を切り、炊飯器の内釜に入れます。次に用意した調味だしを内釜の3合の線に合わせて入れます。
炊き込みご飯の調味だしは、かつおと昆布のだしと薄口醤油とみりんを合わせて作ります(火にかけずに合わせるだけ)。

浸水させた米をざる上げしてからしっかり水気を切り、炊飯器の内釜に入れます。次に用意した調味だしを内釜の3合の線に合わせて入れます。
用意した調味だしが余ることがありますが、炊飯器の内釜の線を優先してください。余った調味だしは、煮物やお味噌汁などに使いましょう!

5具材を入れて炊く

調味だしを加えた後に、大根葉以外の具材を入れて炊いてください。
調味だしを加えた後に、大根葉以外の具材を入れて炊いてください。

6大根葉を加えて、蒸らして完成

炊きあがったら、軽く炒めておいた大根葉を加えて5~10分蒸らします。さっくりと底から混ぜ合わせて器によそっていただきましょう!
炊きあがったら、軽く炒めておいた大根葉を加えて5~10分蒸らします。さっくりと底から混ぜ合わせて器によそっていただきましょう!

ガイドのワンポイントアドバイス

大根は皮の近くに筋があるので、柔らかい食感に仕上げる料理の時は『皮を厚くむく』必要があります。この大根めしも然り。皮を厚くむくのはなんだか気が引けますが、大根の皮は後から「きんぴら」や「ポン酢漬け」にするなど活用方法を決めておき、思い切って皮を厚めにむいてください!

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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