ショコラの世界は無限大のアート!
美味しいだけでなく、アーティスティックなチョコレート5選
ショコラの表現は、美味しさもヴィジュアルも無限大。リッチな遊び心、心躍る斬新さなど、表現へのチャレンジを感じるショコラをセレクトしてみました。エスコヤマ 「C.C.C.デギュスタシオンNo.5 2012」
昨年も素晴らしいボンボンショコラのセットが発表され、話題になりましたが、私は昨年はもちろんのこと、今年はさらに美味しく、楽しくショコラをいただきました! 日本素材とチョコレートの驚きのマリアージュ。ワクワクしながら「未知との遭遇」を楽しんでください。2012年10月にパリで開催されたチョコレートの祭典、サロン・デュ・ショコラ。そこで発表された「Club des Croqueurs de Chocolat(C.C.C)」の審査結果で、見事に最高位のタブレット5枚+★を獲得したチョコレートのアソートです(詳細は下井美奈子さんの こちらの記事 をご覧ください)。
「L’aube(夜明け)」 コロンビア産のカカオで作ったエスコヤマオリジナルクーベルチュールを使ったビターガナッシュ。芳醇な酸味が魅力です。バーを指でつまんでかじる感覚が楽しい、最初の1粒。
「Fukinoto(ふきのとう)」 ふきのとうの野性味、苦味が、ミルクチョコレートと驚きのベストマッチ! 小山シェフがある日、蕗味噌を食べて閃いたマリアージュだそうです。
「Praliné japonais(プラリネジャポネ)」 金胡麻が驚くほど香ばしく風味豊かなミルクチョコレートのプラリネ。金胡麻ならではのシャリっ、サクっ、と弾ける食感も楽しいです。
「Saké japonais(日本酒)」 酒粕風味のチョコレート。下層は酒粕キャラメル、上層は酒粕と純米吟醸酒を使ったビターガナッシュと、2層構造。
「NINJA~忍者~」 薫製の香りのショコラ。桜の樹のチップ「コポー」を使い、専用スモークマシンでチョコレートを燻しています。表面には燻したゲランドの塩をあしらい、その上からコーティング。ちょっとした塩味もアクセント。
私たち日本人にはお馴染みの素材を、洗練されたスタイルで表現したチョコレートの数々。従来にない斬新なマリアージュでありながらも、どこか懐かしいあたたかさを湛えています。小山シェフの独創性を感じる「作品」です。
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伊勢丹新宿店 サロン・デュ・ショコラ2013 年1月23日(水)~28日(月)、
伊勢丹新宿店 バレンタイン特設ブース 2013年1月29日(火)~2月14日まで販売
■パティシエ エス コヤマ
住所:兵庫県三田市ゆりのき台5-32-1
TEL:079-564-3192
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜(祝日の場合は翌日)
地図:Yahoo!地図情報
(三田の店舗では通常販売されています。)