大人気!しょうが紅茶
“今年一番の寒さ”って聞くたびに、もっと寒さ対策をしなければ、って気になります。しょうが紅茶を飲んで、体の中から温まりましょう。いつもの紅茶に、しょうがパウダーを入れるだけ
健胃、新陳代謝促進、解毒、発汗、去痰、鎮痛などなど……。
まとめると、体を温め、代謝が良くなり、体の中の老廃物の排出をサポートしてくれるということがいえるでしょう。
日本でも栽培がさかんな生姜
今回は簡単にできて、いつでも美味しく飲める、しょうが紅茶の作り方をご紹介します。
カンタン!しょうが紅茶の作り方
市販のしょうが紅茶は、ティーバッグにしょうがと紅茶がすでにブレンドされているのでとても便利ですが、ご自宅でも簡単にしょうが紅茶を作ることができます。それは、紅茶にしょうがパウダーを振り掛けるだけ。ほかにもしょうが紅茶の作り方としては、次のような方法もあります。
1.入れた紅茶にチューブ入りしょうが(お好み量)を加える
2.乾燥しょうが(スライス・粒状などお好み量)と紅茶の茶葉をブレンドして、ティーポットで入れる
1だと、どうしてもカップの底に沈んだしょうがの繊維の口当たりが気になります。栄養だと思って飲み干しても、これを毎日続けたいとは思わないかもしれません。
2では、しょうがと紅茶を一緒に入れるので、ティーカップに注ぐ際に茶こしでこされて、スライスや粒のしょうががカップに入ることはありません。シャープな風味が加わり口当たりもよいのですが、効果を期待して飲むなら、しょうがを丸ごと摂取したいところです。
以上のようなことからも、しょうが紅茶には乾燥したしょうがパウダーを使うことをおすすめします。
写真手前はしょうがパウダー、奥は粒状の乾燥しょうが
パウダーなので、しょうがの成分を丸ごと取り込めるし、紅茶に加えて飲んでも、口当たりが悪いということもありません。もちろん、しょうがパウダーがあれば、紅茶だけでなく、料理全般にも使えて便利です。
漢方では、生のしょうがは、「生姜(しょうきょう)」、乾燥したものは「乾姜(かんきょう)」といい、区別されています。薬効面では、乾燥しているほうが高いようです。
しょうがパウダーは、後入れ!
紅茶にも溶けやすい、しょうがパウダー
簡単に溶け、紅茶の色の濁りもさほど感じません。ツンとした香りとシャープなテイストに仕上がります。
もし、このシャープなテイストに馴染めない方は、プラス”ミルク”がおすすめです。
ミルクを加えるともっと飲みやすく
しょうが
学名:Zingiber officinale Rosc.
原産地:熱帯アジア、インド
香りの主成分:ジンギベレン、リナロール、シトラール、シネオール
辛みの主成分:ジンゲロン、ショウガオールなど