スキンケア/最新スキンケア理論

美容のプロが実践! 潤い200%UPの新オイル美容道

スキンケアをさぼっているつもりはないのに、肌の乾きが一向におさまらない。それは、スキンケア不足ではなく、冬の乾燥に肌が負けてしまっているだけ。そんな時こそ、いつものお手入れに加えて、オイルをプラス。デイリーからスペシャルまで使い方はいろいろで、潤いだけでなく、しなやかな肌に出会えます。

夏目 円

執筆者:夏目 円

スキンケア・化粧品ガイド

オイル美容がなぜ、肌にいいのか?

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保湿性が高い美容オイルは、乾燥の気になる季節におすすめのアイテム

日に日に寒さが増して、ピリッとした冬の空気が肌を刺すように感じられます。これだけ気温・湿度ともに低下すると、肌の水分保持力の低下は相当なもの。日ごろから、保湿対策に余念はありませんが、外気はもちろん、室内にいてもエアコンなどにより湿度の低下は避けられません。

そこで、この時期にプラスしていただきたい保湿スキンケアが「オイル美容」です。オイルと聞くと、ベタつく、ヌルヌルする、ニキビができそう……など、イメージされる方もいらっしゃいますが、今のオイルは、その真逆。肌に塗布すると、サラッとしてベタつきがなく、すっと肌の角層に浸透します。

なぜ、オイル美容がよいのかというと、肌への親和性に優れているため。肌に塗布した時、すーっとまるで消えていくように感じられるのは、オイルが角層のすみずみまで浸透しているからこそ。乾いた肌を一瞬で潤し、柔らかくしてくれます。また、良質なオイルで肌をコーティングすることで、乾燥から肌をしっかりシールドしてくれます。

美容オイルの使い方はいろいろあります。顔はもちろんですが、ボディ、髪、爪にも使えるのがオイルのよさ。はっきり言って、オイル美容にはルールなんていうものはありません。この時期、わたくしがとくにオススメするオイル美容法をご紹介します。
 

お風呂でフェイシャルマッサージ

クレンジングをして肌をまっさらな状態にします。湯船につかり、肌がほくほくと温まってきたところでオイルを適量顔全体になじませます。そして、顔の中心から内側に向かって、そっとやさしくなじませます。らせんを描くようにクルクルとやさしくのばすのがいいでしょう。その動作を5分程度行ったら、そのまま10分ほど放置。湯船の湯気がスチーマー効果となり、さらにオイルの浸透力が高まります。そして、軽く顔を洗います。肌を触ると、おもちのようにふっくらツヤツヤしていますよ。 
 

スキンケアのファーストステップとして

肌がごわつき、硬いときにオススメ。洗顔後の肌に、オイルを少量とり、顔全体になじませます。角層のすみずみまでいきわたらせるように、手のぬくもりを感じながらよくハンドプレスをします。すると、さきほどの肌のごわつきがウソのよう。次に使う化粧水の浸透力を高める、ブースターの役割も果たします。
 

スキンケアのラストステップとして

肌の潤いをより高めたい時は、スキンケアの最後にオイルをなじませるのがオススメです。化粧水、美容液、乳液、クリームと順を追った後に、さらに、オイルでフタをしましょう。クリーム、オイルと油分をサンドイッチすることで、潤いをしっかり閉じ込め、逃がしません。この時も、ハンドプレスをお忘れなく!

続いては、オススメのオイル美容液をご紹介します。 
 

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