これだけはおさえよう！ アイルランド旅行の基本情報(4ページ目)

アイルランドの気候と季節にふさわしい服装

アイルランドには四季がありますが、一年中雨が多いのが特徴です。メキシコ暖流の影響で比較的暖かく、冬は東京の気温と大差がないとも言われていますが、東京の冬が底冷えするように、アイルランドの冬もかなり寒いです。またここ数年は寒波の影響でめったに降らない雪が降ったこともあります。年間の寒暖の差も少ないので、旅行の際は一年を通して季節に合わせた防寒対策が必要になります。

霧雨、小雨が降る事が多いので、折り畳み傘は必需品。ただし、地元の人は小雨くらいでは傘をささず、ウィンドブレーカーのフードをかぶっている姿をよく見かけます。冬は厚手、春夏は薄手のウィンドブレーカーも持っていくと便利です。

3～5月は日中の平均気温が10度程度。冬の寒さは少し緩むものの、まだまだ寒いので、3月であればコートにマフラーも必需品です。5月であればスプリングコートやジャケット＋寒ければその下に着られる暖かい衣類を用意しましょう。

6～8月は日が延びて、気温も比較的暖かくなるので、観光や買い物をゆっくり楽しめる旅行に最適なシーズンです。日中の平均気温は16度程度で、20度を超える日もありますが、夏でも薄手の長袖で事足ります。22時頃までうっすらと明るいのですが、気温は下がるので、ジャケットや長袖の上着、ストールの準備を忘れずに。

9～11月に入ると、ぐんと秋らしい気候になり、街にはブーツを履く人の姿も目立ちます。9月は薄手のコートやジャケットを、そして11月にはすでに冬の装いの方がベター。日ごとに日の入りの時間
が早くなりはじめ、11月には17時頃にはすっかり暗くなります。

12～2月の日中平均気温は8度程度。雪が降ることはまれですが、ダウンやマフラーを持って行く事をおすすめします。冬は雨が多く、風もさらに強くなるので、気温より寒く感じます。ウールのコートでなく、防寒効果の高いフード付きのダウンなどがおすすめです。

1年を通して、夜は気温がぐっと下がります。かさばらず、温度調節がしやすいレギンスや薄手の肌着はどの季節でも携帯していると役に立つ事が多いので、必ず荷物に入れてくださいね。

最後は基本情報のまとめ、現地の言葉と交通手段、治安情報です。