アイルランドはギネスだけじゃなかった!

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ギネスの知名度の影に隠れた、名酒たちをぜひ味わって

アイルランドのお酒といえば、やはりギネスの知名度がダントツ。国内での消費も群を抜いており、アイルランドで1日に消費されているお酒の2パイント中1パイント、つまり半分はギネス。その知名度にふさわしく、やはり押しも押されぬ一番人気のお酒です。

でもお酒好きの人が多いアイルランドには、じつはギネス以外にもおいしいお酒がたくさんありますので、今回はあえてギネス以外のお酒にフォーカスを当ててご紹介! アイルランド旅行の際には、ぜひこれらのお酒も味わってみてくださいね。

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それぞれに味わい深い「スタウト」

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黒いビール「スタウト」。実はギネス以外の銘柄も

アイルランドのビールで有名なのはやっぱり「スタウト」。黒くなるまでローストした大麦を使用し、上面発酵でつくるビールで、その代表格はかの有名な「ギネス」ですが、現地にはほかにもいくつかのスタウトがあります。たとえばアイルランドの南に位置する国内第二の規模の街コークでは、「マーフィーズ」や「ビーミッシュ」といった人気の高いスタウトを製造しています。ダブリンにもこれらのスタウトが飲めるところがありますが、より新鮮な味わいを求めるなら、やっぱりコークで飲むのがおすすめ。現地で醸造しているので、お値段もよりリーズナブルです。独特の苦みと芳香が人気の「ビーミッシュ」とスタウトにしては比較的苦みが強くない「マーフィーズ」。このように、それぞれに特徴があるので、ぜひ飲み比べてみてはいかがでしょう。

そのほかユニークな「スタウト」に挙げられるのは、パブのオリジナルスタウト。ダブリンには世界中のビールを幅広いラインナップと自社で醸造しているオリジナルのビールが人気の「ポーターハウス」というパブがあるのですが、このお店はダブリンで唯一ギネスを置いていないというのも特筆すべき点。そのかわりに、自社で製造しているスタウトを提供していますので、飲んでみるのも面白いと思います。

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パブに行ったらアイリッシュの飲むドリンクに注目!

ちなみにアイルランドの若者たちは、意外にもギネスをはじめ、スタウトはあまり飲みません。その理由を何人かに聞いたことがあるのですが、「量を飲みたいから」というお酒好きなアイルランド人らしい答えが圧倒的。ギネスはアルコール分も高めで少し重ためなので、若い人たちにはハイネケンなどのラガーが人気です。ちなみにアイルランドの国産ラガーには「ハープ」という銘柄があります。アイルランドといえばやっぱり「スタウト」ですが、こちらも気になる方はぜひトライしてみてはいかがでしょう。

「スタウト」に追随する「エール」

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少し赤みがかった琥珀色が特徴のキルケニー

アイルランドらしいビールのひとつ「エール」は、深いコクと甘み、独特の芳香、そしてほのかな苦みが特徴。有名どころでは、ダブリンからほど近いキルケニーという街にルーツを持つエール「キルケニー」があります。こちらは、ほどよいホップの苦みと軽めの飲み口が人気。

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ちょっとした料理にも良く合うエール

「スミティックス」というエールは、取り扱いのあるパブが比較的少ないわりに、根強いファンが多い一品。ガイドも個人的に大好きなビールのひとつで、立ち寄ったパブにある場合は必ず飲みます。一度飲むと、すこし強めの苦み×独特のコクのバランスにハマります。ちなみにこちら「Smithwicks」という綴りですが、6文字目のwはサイレント文字で発音しません。パブで注文される際には「スミスウィックス」ではなく「スミティックス」と発音してくださいね。

次のページではアイルランドで飲めるビール以外のお酒を紹介します。