今回は、中でも特に演出効果やご馳走感の高い美味しいチーズ及びチーズ料理を5種類ご紹介いたします。
ご紹介するのは、以下の5種類。
- テット・ド・モワンヌ
- ラクレット
- チーズフォンデュ(エメンタール&グリュイエール)
- モン・ドール
- エポワス
まずは、面白いネーミングのこちらのチーズから...
テット・ド・モワンヌ(Tete de Moine)とは
テット・ド・モアンヌは、専用の削り器“ジロール”にセットして使います
- タイプ:セミハードタイプ
- 原産地:スイス、ジュラ山地
- 原料乳:牛乳(無殺菌乳)
- 熟成期間:最低3か月
- 固形分中脂肪分:最低51%
- 大きさ・形:直径約10cm、高さ約15cm、重さ700g~900gの円筒形
- 旬:秋~冬
「修道士の頭」という名のこのチーズ。
専用の削り器“ジロール”
チーズ自体は地味ですが、このチーズが実力を発揮するのは、専用の削り器、“ジロール”と一緒になった時。
ジロールにセットしてハンドルをぐるぐると回すとチーズが薄く削り取られ、ひらひらと、まるでカーネーションの花びらのよう。
テーブルの上に、ジロールにセットしたテット・ド・モワンヌを置いておくだけで、お客様は喜んでグルグル回して楽しんでくれるので、時間稼ぎ(?)にはぴったり!
手軽な上に、楽しく美味しく美しいおつまみとして最適です。
テット・ド・モワンヌの味わい
テット・ド・モアンヌにはドライフルーツを添えると美味しく美しい
そしてワインは、チーズと同郷、ジュラの辛口黄ワイン(vin jaune)や甘口の藁ワイン(vin de Paille)、それにリキュールワインのMacvin de Juraと見事なマリアージュですが、その他、凝縮した果実味のある、ボルドーやラングドックの赤と合わせるのもおすすめです。
こんもり盛ってもカワイイ!
そして次は、これからトレンドが来ると踏んでいる“ラクレット”!