敷地面積約1万2,400平米、総戸数322戸
戸建てとの複合開発「オハナ 玉川上水ガーデニア」
「オハナ」ブランド第4弾となる「オハナ 玉川上水ガーデニア」は、西武拝島線「玉川上水」駅より徒歩7分、多摩モノレール「桜街道」徒歩3分の地に建つ、全322邸の大規模マンションです。敷地面積は、約1万2,400平米でマンション敷地を囲うように西側、南側に戸建て街区が整備されます。現地を訪ねると既に街区の整備が進行中で、低層住宅が拡がるバルコニーからの景色は開放感がありそうです。野村不動産発表のリリースによれば、10月末段階で反響総数は885件、11月10日(土)~11月18日(日)までの来場予約は、11月初旬段階で255組にも上っています。
モデルルームは、2タイプ用意されており、ともに78平米台のプラン。一方は、縦長リビングで、リビング横の洋室が収納できる引戸で仕切られています。もうひとつは、和室のある横長リビングの間取り。図面集で間口を見るとサイズはまったく同じです。似たようなユニットでもプランニングで暮らし方のスタイルの違う間取りが提案できることがわかります。ゆったりとした3LDKでそれぞれ家族でくつろげそうな空間です。 モデルルームを見て感じるのは、収納量の豊富さです。布団なども収納できる奥行きある収納、ウォークインクローゼットだけでなく、廊下側の納戸や物入れなど量と収納箇所も豊富です。例えば、洗面室には大きなリネン戸・棚とともに洗濯機置き場の上に収納棚を設置しています。シンクの手前に包丁入れなど収納の位置にも細かい配慮を感じます。 キッチンには、ディスポーザーも標準装備。汚れにくいボウル一体型洗面カウンター,TES温水式床暖房など、便利な機能も充実しています。 玄関には、物が置けるクロークスペースを確保。多目的に物を置けるスペースで、家族のニーズに合わせて使えます。
顧客本位の設備・サービスを選択
低価格だけど上質を追求したことが驚異の売れ行きに
今回モデルルームを見学して感じたのは、家族にとっての暮らしやすさ。広さも十分確保されているし、収納量も豊富。高効率給湯器「ecoジョーズ」の採用や、寝室として利用されることの多いバルコニー面以外のサッシでは、複層ガラスを採用しており、住み心地への配慮を感じます。何と言っても、価格や管理費などのランニングコストが抑えられているのは、子育てで出費の増えるファミリー層にとっては、大きな魅力でしょう。
共用部も、上質感ある2層吹抜けのエントランスホールをはじめ、ママズラウンジ&キッズコーナー、スタディルーム、メインラウンジ、パーティールームなどコミュニティを育む施設も豊富です。また、駐車場は自走式と平置き式を採用。将来のメンテナンス費用も抑えられます。また、非常用飲料水生成システム「WELL UP」や緊急用トイレなど防災面の備えや、アフターサービスとして施工する長谷工コーポレーションの「長谷工プレミアムアフターサービス」を採用。直接施工会社が対応するとともに、保証期間も従来より長期にわたります。
「低価格だけども上質」を目指した新ブランド「オハナ」。事業構造の仕組みだけでなく、用地の確保を考えると、簡単に実現できるわけではないと思います。4物件が総戸数100戸を超えているように、一定のスケールメリットも当然必要でしょう。「オハナ」ブランドは驚異の売れ行きではありますが、消費者が本当に求めている住宅の形だからこそとも言えると思います。