スペインの世界遺産 タラゴナ
スペインでも最大規模の古代ローマ時代の遺跡が残る街が、タラゴナです。街のシンボル的存在なのが、ローマ時代の円形劇場などがあり、タラッコの考古遺跡群として、世界遺産に登録されています。タラゴナは紀元前約200年前のローマ時代にローマ帝国がスペインを侵略した時に拠点となった地。そのため、ローマ円形劇場のほか、ローマ水道橋、タラゴナ大聖堂、公共広場、地中海のバルコニーなど多くの遺跡や見どころが残っているのです。
遺跡を満喫できるだけでなく、タラゴナの街は地中海に面しているため、ビーチリゾートとしても知られ、海水浴も楽しめます。観光スポットのエリアがまとまっているため、散策にはとても向いています。
タラゴナまでのアクセス方法は、バルセロナのサンツ駅から国鉄RENFEにて、タラゴナ駅まで約1時間、約20分おきに電車が出発しているので、観光客にはとても便利です。バスでは、バルセロナの北バスターミナルから1時間15分~1時間30分ほどで到着します。
(C)写真提供 スペイン政府観光局