パン/パン屋さん取材レポート(西日本)

ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ(2ページ目)

阪急うめだ本店地下2階に、フランスはパリ5区のモンジュ通りの人気店、ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュが海外初出店。パリの美味しい日常をコンセプトにした本格食事パン専門店です。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュで人気のパン

バゲットモンジュ

バゲットモンジュ


一番人気の「バゲットモンジュ」(336円)はフランス産のビオの小麦粉を95%使用、自家製ルヴァン発酵種を液状にしてこねあげる製法で、生地はもっちり、クラストはパリっと軽やかな食感で香り高く、味わい深いバゲットです。10時~20時までの間に一日で5回焼かれ、現在は一日に約400本を完売しています。

そのほか、バゲットに続いてポピュラーな本格派の食事パンとして「パン・オ・ルヴァン」(630円)があります。これもフランス産ビオ小麦粉と小麦全粒粉、自家製ルヴァン発酵種を使った、モンジュのスペシャリテです。
カンパーニュ・オ・レザン

カンパーニュ・オ・レザン


チーズに合わせるのなら、同じく自家製ルヴァン発酵種を使用した生地にジューシーなレーズンをたっぷり練りこんだ風味豊かな「カンパーニュ・オ・レザン」(840円)もおすすめです。
「カスクルートモンジュ」のジャンボン・フロマージュ

「カスクルートモンジュ」のジャンボン・フロマージュ


手軽に「パリの日常」を試してみたいなら、「カスクルートモンジュ」のジャンボン・フロマージュ(504円)がお得です。パリのサンドイッチの定番、ブリーチーズとロースハムにドライのイチジクがアクセントになっているのが洒落ています。他のサンドイッチも、パン生地じたいのおいしさを大切にする店だけあって、シンプルな素材の組み合わせになっています。
タルトレット・オ・ポム

タルトレット・オ・ポム


デザートになにかスイーツをというのなら「タルトレット・オ・ポム」(368円)を。フランスのフィガロ紙が2012年に開催したグルメコンクールでNo.1に輝いたリンゴのタルトです。一口かじるとバターがふわりと香り立ちます。余計な香りや味や装飾がない。とにかくシンプルで素材の質のよさを感じます。

大阪のデパ地下で人気のル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ、関東などでの今後の出店は未定です。

ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ

ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ

■ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ 阪急うめだ店
住所:大阪市北区角田町8番7号 阪急うめだ本店B2階
電話:06-6313-1430
営業時間:日~木 10:00~21:00(阪急うめだ本店に準ずる)
定休日:阪急うめだ本店に準ずる
阪急、阪神、地下鉄御堂筋線「梅田」駅から徒歩約2分





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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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