分譲マンションレポート/岡本郁雄の分譲マンションレポート

【取材レポート】パークタワー東雲

パークタワー東雲は、分譲会社である三井不動産レジデンシャルとして長期優良住宅認定2棟目の超高層マンション。免震構造の採用や共用部使用電力のピークカットなどの防災対策、環境対策とともに各種イベントプログラムなどコミュニティづくりにも力を入れたプランニングをレポートします。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド

免震構造採用のパークタワー東雲
全住戸長期優良住宅認定を取得

2012年の注目マンションのひとつ、パークタワー東雲の現地およびモデルルームを訪ねました。同マンションが位置する江東区東雲1丁目は、平成11年に地区計画が決定され、江東区の魅力ある居住都市づくりの先導地区として、開発が進められてきました。最寄りの有楽町線「辰巳」駅を出て見えてくるのは、運河沿いに整備された東雲水辺公園とともに空に向かって伸びるタワーマンション群。Wコンフォートタワーズをはじめ、現在建設中のプラウドシティ東雲キャナルコートなど、高層タワーが連なります。

パークタワー東雲は、Wコンフォートタワーズの西側遊歩道沿いの隣地に地上43階建てで建てられます。
東雲キャナルコート

東雲キャナルコートに建つマンション群

パークタワー東雲の建物の大きな特徴として挙げられるのが、地震対策として免震構造+オイルダンパーを備えていることと、長期優良住宅認定を取得していることです。三井不動産レジデンシャルとしては、長期優良住宅認定の取得は、パークタワー六本木ヒルトップに続き2棟目。全住戸が認定を受けるのは初となります。

将来の間取り変更にも対応できるスケルトン・インフィル構造。共用のタテ管を共用廊下に設置、配線・配管を構造躯体に埋め込めない、交換の容易な部品、部材を用いるなど、メンテナンスがしやすく柔軟に変更ができ、永く住み続けやすくなっています。
パークタワー東雲の建設現場

パークタワー東雲の建設現場。竣工は、平成26年1月予定だ

現地を訪ねると、基礎部分から下層部へ工事が進捗している状況。竣工予定は、平成26年1月です。

次のページでは、モデルルームをレポートします。
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