個性的だが使いやすい手帳
手帳の紙面は、見開き一週間スタイルのバーチカルとレフト式の2種類。それぞれに共通するのはタップリとしたメモ欄が用意されているところ。見開き2ページの中で約1/3はメモ欄になっている。一週間分のタスクを書き込むのにちょうどよい。見開き一週間のウィークリーバーチカル
縦に日にちが並ぶレフト式(見開き一週間)
そもそも A5というサイズなので、ゆったりと使うことができる。せっかくのバンクペーパーということで、この手帳も万年筆を手にして書き込んでいきたい。そうしたことが想定されたややゆったりとしたレイアウトになっている。
また、カレンダーページも個性的。見開き2ページを全て使って2ヶ月分のカレンダーがある。カレンダーを見る時というのは、予定を俯瞰したい時が多い。この2ヶ月カレンダーは、まさにそうした時に最適。
2ヶ月が見渡せる便利なカレンダー。美しいフォントを使っている。
特に月末に翌月の予定も一度にチェックできるので便利だ。きっと常に忙しい「趣味の文具箱」編集部の人達が自分たちのために便利なものをということで、この2ヶ月カレンダーを採用したのではと、個人的には睨んでいる。
巻末にはカラー印刷の地図、そして各種路線図もある。 A 5サイズと大きいので、最近小さい文字が読みづらくなってきた私のような年配者にはうれしい。
たくさんのラインナップがある中で、私が一冊だけ選ぶとしたらソフトカバーの5mm 方眼。表紙が柔らかく、めくりやすい。ソフトカバーの方がハードカバーに比べ、いくぶん見開き性がいいようにも感じた。何に使うかはまだ決めていないが、インデックスとページ番号があるので、何か情報をまとめる「自分辞書」みたいなものがつくれたら楽しそうだ。
私が個人的に注目したソフトカバーのノートタイプ
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・エイ出版社 SORA公式サイト