スープマグで調理するときのポイント

一度湯通しをして

具材は一度熱湯で湯通ししてから使うほうが、火が通りやすく、昼間でアツアツに保温することができます。

一般的に、これから紹介する調理を含むスープ弁当に向いているのは、広口タイプのスープマグ。今回はサーモスのフードコンテナ380mlタイプを使っています。お手持ちのスープマグの容量によって、味付けや具材の量は調整してください。

ドリンク用の細長いタイプのものは、食材が対流しないので向いていません。また、なるべく保温力の高いものを選び、秋冬の気温の下がる時期には、持ち運んだり置いておく際にも保温効果の高い袋やバッグに入れておくのをオススメします。

また、その他にも以下の点を押さえて使っていただくと、失敗が少なくなりますので、試してみてくださいね。

  1. お湯はよく沸騰させたものを使う
    ~コーヒーやお茶用に70~80度で設定されているポットもあるので、その際は再沸騰させて使う
     
  2. スープマグは使用する前にお湯を注いで温めてから使う
    ~温めるのに使ったお湯は捨て、改めて沸騰したお湯を注ぐこと
     
  3. 具材を入れる際は、火が通りやすい大きさ、薄さにする。根菜類はスライサーを使うと便利
     
  4. 具材を入れる場合は、あらかじめマグを温める際に具材も一緒に入れ、湯を注いで1分ほど放置。具材が温まったら一度お湯を捨てて、改めて沸騰した湯を注ぐ
     
  5. 入れる具材は、基本的に「そのままでも食べられる」ものを。生肉など加熱が必須のものは避けるようにしましょう
     
  6. 火の通りにくい具材(生米、硬い野菜類)は粘度のあるスープでは柔らかくなりにくいので注意
     
  7. ポタージュなど粘度の高い粉末やフリーズドライのスープの素を使う場合は、野菜などの具とお湯を注いで持参して(保温調理で火が通ります)、食べる直前にスープの素を入れて混ぜるほうがうまくいく。
    ~自作のポタージュ、カレーやシチューに具材を入れて持参したい場合は、鍋で一煮立ちさせてから入れること

いろいろ書いてきましたが、コツを覚えればアレンジは簡単です。では、さっそく作ってみましょう!


お鍋いらず、加熱いらずで、野菜たっぷりのポトフスープ

材料

根菜類はスライサーで、葉物は手でちぎって使えば、包丁もまな板も必要ありません。汚れ物も出ずキッチンもすっきりのまま会社や学校へGO!

<材料>
  • キャベツ小1枚程度=手で小さくちぎっておく
  • じゃがいも4分の1=スライサーで薄切りにしておく
  • 人参、セロリ、かぼちゃなどお好みの野菜をプラスしても◯
  • ソーセージ2本=斜め切りにしておく
  • 火が通りやすいだけでなく、ソーセージのうまみがスープに出やすくなる
  • 鶏がらスープ(コンソメキューブでも可能) 小1
  • 塩コショウ

  •  
ポトフ

具材の無駄もなく、一人分のポトフが保温調理で完成しました。栄養たっぷり、経済的!

<つくり方>
  1. スープマグに材料を全部入れて、湯を注ぎ1分ほど放置する
  2. 湯を一度切り、鶏がらスープを入れて改めて熱湯を注ぐ。好みで塩コショウで調味
  3. そのまま放置して一時間後から、3~4時間後までおいしくいただける

  4.  

ソーセージから旨みが出るので、斜め切りすることがポイント。玉ねぎは加熱して繊維が壊れることで旨みが出てくる野菜なので、保温調理ではネギ特有の臭みが残ることがあります。オフィスなどで気になる人は、ネギ類の使用は避けて。

次のページでは、具だくさんで健康的なトマトスープと、味噌汁をご紹介します。