「加古川は文化不毛の土地」ってよく聞きました。
果たして本当なのでしょうか?
確かに、かつては文化らしい行事を行える場所は、市民会館程度しかなく、時々流行歌手のコンサートが行われたりしていたくらいでした。
でも今は、加古川には「加古川ユースオーケストラ」という市民オーケストラや、「加古川シティオペラ」もあり、演奏活動も活発に行われています。
また、教信寺という由緒あるお寺の住職はコントラバス奏者としても有名ですが、境内に「音楽の館」というコンサートホールまで作ってしまったんです。
東加古川にある「加古川総合文化会館」には、図書館やホールがある他、プラネタリュウムも併設されており、小学生の遠足などにも使われているみたいです。
「加古川市ウェルネスパーク」は、音楽ホール・図書館・広大な公園を備えた複合健康文化施設であり、海の近くには、帆船アスレチックやクイズを楽しみながら海についての理解が深められる「加古川海洋文化センター」が昨年7月にオープンしました。
こんなに充実した施設や団体のある加古川が「文化不毛の土地」なんて、もう言えませんよね。
学校としては、兵庫大学・兵庫短期大学があり、公立高校では県下有数の大学進学率を誇る伝統ある加古川東校・西校があります。
私が神戸から加古川にやってきた時には、なんて田舎に来てしまったんだろうと驚愕していたのですが、ずいぶんと町並みは整備され、暮しやすい住環境が整ってきました。
その一方で田んぼや畑がまだまだ残り、川の豊かさにスポーツや文化が育まれている加古川は、子供をのびのびと成長させるには、とってもいい所のように思います。
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