健康にかけるお金の費用対効果は?
■歩くだけでも、生涯医療費、余命は伸びる?歩くだけでも、平均余命と生涯医療費を削減できる、という研究報告があります
■健康にかけるお金、費用対効果をどう考える?
「健康寿命」という言葉があります。介護を受けたり病気で寝たきりになったりせず、自立して健康に生活できる期間をいい、厚生労働省が算出しました。平成22年度は男性70.42歳、女性73.62歳です。平成22年の平均寿命は男性79.64歳、女性86.39歳なので、男性は約9年、女性は約13年、介護や寝たきりの状態という計算になります。本人や家族が辛い思いをし、さらに医療・介護費用を払い続けることを想像したら、いかに健康維持にお金をかけ、予防することが大切であるかがわかります。
「健康にお金をかけて、実際に効果はあるの?」といった、健康維持にかけるお金と医療・介護費用の削減効果、という「費用対効果」につい関心が行ってしまいがちです。けれども、夫婦と家族が健康な状態ができるだけ長く続き、旅行や余暇を楽しめる時間というプライスレスな価値も「健康投資」には考慮しなければならないでしょう。
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