ジョギング・マラソン/ジョギングを無理なく続けるコツ

スロージョギングで持久力の基礎を培う

スロージョギングを続けることで、走りに必要な持久力の基礎体力が付き、ジョギングへの橋渡しになります。無理せず自分のペースで長く続けるのがコツです。

投稿記事

なぜジョギングが続かないのか

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ジョギングを始めた方が途中でやめてしまう原因は主に2つあると思います。ひとつは当然ですが、走ること自体がそれなりに大変なこと。もうひとつは自分の体力と比較し目標の設定が高すぎることです。

逆に言えば、もしあまり疲れないように走ることができ、自分のその時の体力に合った目標を逐次立てていくことができれば、無理なく続けられる可能性が高まるかもしれません。

そしてジョギング初心者や、走るのがあまり得意でない方がこれから健康維持やダイエットのために長くジョギングを続けていきたい時、通常のジョギングの導入として、まず「スロージョギング」を始めてみるというやり方があります。

スロージョギングとは

スロージョギングとは、簡単に言えば歩く速度とほぼ同じくらい、大変ゆっくりと走るジョギングのことをいいます。

この走り方の優れた点は以下のとおりです。

  1. 誰でも簡単にでき、ランニングや通常のジョギングよりも疲れがずっと少ない
  2. 質の高い有酸素運動でもある。カロリー消費がウォーキングの1.6倍あり、ダイエット向き
  3. 人は走る運動を行う際、「速筋」(瞬発力)と「遅筋」(持久力)の2種類の筋肉を使う。スロージョギングは遅筋のみを使う走り方で、この方法に慣れてくることで、自分でも気づかないうちにより長く疲れずに走ることが次第に可能になってくる
  4. 一般に体脂肪の燃焼にはゆっくりと走った方が効率的であることが知られている。しかもスロージョギングは有酸素運動で脂肪燃焼時に乳酸を残さない(=疲労物質が発生しない)から運動を持続的に行うことができる
  5. スロージョギングを続けることによって、安静時の乳酸値1.0~2.0を超えずに走る速さを上げていけることが知られている。走りながら会話が続けられるのが目安。つまり、ゆっくり走る練習の頻度を高くして、何度も繰り返しすることによって、基本的な走る能力を次第に高めていける

スロージョギングの具体的なやり方

  1. 走る時は背筋を伸ばし、やや前傾姿勢で
  2. 足は地を蹴らず押すイメージで
  3. 一緒に走る人がいれば楽しく会話しながら
  4. きつくなったら歩いても問題なし
  5. 1日10分程度から始めて30分を目安に

スロージョギングを続けることで、走りに必要な持久力の基礎体力が付き、ジョギングへの橋渡しになります。無理せず自分のペースで長く続けるのがコツです。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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