「本気で働きたい」という気持ちがでていますか?
「家事や育児の合間に~」という言葉につられないで!仕事はラクしてできません |
・文例1:はじめまして。普段は家におりますので時間はあります。平日10時から2時まで。土日は仕事ができません。パソコン初心者ですが、夫が○○電器に勤めておりますので、修理してくれます。よろしくお願いします。
・文例2:SOHOを志す者です。2~3時間程度で週2日、エクセルを使った初心者でもできる簡単な入力作業をお願いします。
・文例3:10年勤めていた会社を退職し、自宅でできる仕事を開拓中です。まずは簡単なデータ入力から始めたいと思いますので、初心者でも可能な仕事をお願いします。
この3名の方とあなたは一緒に仕事をしたいと思いますか?これはSOHO初心者の方に多くある例です。気持ちはわかりますが、応募メールはアルバイトの面接ではありません。仕事を請けたら、何が何としても納期までに仕上げるのがSOHO。作業時間は、あくまで仕事分量の目安でしかありません。
また、よく「入力」はカンタンと思われがちですが、細かい仕様を理解した上で専門的な知識が必要な業務。「文字を入力すればいい」という仕事ではありません。
あなたは何様?メール
メールの送信は、一息ついてからでも十分。見直しは丁寧に! |
・文例1:いつも求人のご案内、御苦労さまです。さて、今回ご案内いただいた入力の件ですが~。
・文例2:打合わせが横浜だったので応募しました。横浜に遊びにいく口実にしたいと思いますのでお願いします。週に1度は行きたいと思っています!
・文例3:雨が降っていたら仕事はできません。小雨だったら可能です。(お子さんの学校が理由の様子)
・文例4:エクセルとワードはとりあえずできますが、開ける程度です。勉強する意欲アリ!よろしくお願いします。
・文例5:御社の業務を、SOHO最初の仕事としての踏み台とし、ステップアップをしたいと考えております!頑張ります!
「こんな事、本当に書いてくるの?」と記事を読みながら笑ってしまう方もいるかもしれません。でも、本当に書いてくる方がいるのです。文例1は、「お疲れさま」と「御苦労さま」を間違ってしまった例。「御苦労さま」は部下へかける言葉です。また「お疲れさま」も、仲間内で使う言葉。クライアント、それも応募メールで使用するのは避けましょう。※書くのであれば「お世話になります」ですね!
今回の記事は、わかりやすくお伝えするため「度が過ぎる」文例だったかもしれません。でも、この文例のようなニュアンス、書いたことはありませんか?「何通送っても仕事に結びつかない…」と悩んでいる方は、もう一度自分の書いた応募メールを読みなおしてみて下さい。きっと、何か原因がみつかるかもしれません!
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