HOMEボタンや3Dボリュームが使いやすく

顔シューティングの図

本体を傾けて照準をあわせる、というような激しい動きをするゲームなど、立体視を切って遊びたい場面もあります

ボタン関連もとても使いやすくなりました。3DSシリーズには、下画面のさらに下側にSELECTボタン、HOMEボタン、STARTボタンの3つのボタンがありますが、これが飛び出た形をしておらず、かなり押しにくい印象でした。3DSLLでは、やはり飛び出てはいないのですが、手前に倒れて押せる形に変更されていて、非常に押しやすくなりました。特にHOMEボタンはゲームを中断する場合などによく使うボタンですから、押しやすさは大切です。

そして、3Dボリュームも使いやすくなりました。スライドして立体視の見え方が調節できるのは変わらないのですが、立体視の機能を切る時、最後カチッとはまって動かない仕様に変更されました。手元をよく動かすゲームなどで立体視が見にくいから切っておきたい、なんていう時に、3DSではいつの間にか微妙にスイッチが入っている、なんてことがありました。3DSLLではカチッとはめておけば安心してプレイできます。

長い稼働時間と長いタッチペン、たくさん入るSDカード

3DSの図

3DSはいつの間に通信やすれちがい通信など、スリープ状態で通信を行うことが多いハードですから、稼働時間が長くなることは単純に嬉しい改善です

画面とボタン関連以外で大きなところは稼働時間があります。ゲームを遊んでいる場合の3DSの稼働時間が3時間から5時間だったのに比べ、3DSLLは3.5時間から6時間に伸びました。

ゲームをプレイしている際の稼働時間で比較してお話しましたが、スリープ状態で放置できる時間が伸びることにもメリットがあるようにも思います。すれちがい通信などをしていてそのまま電源が切れてしまった、ということが起こりにくくなるはずです。3DSLLの大きさを気にせず外に持ち歩く、という人には嬉しいところかもしれません。

細かいところでは、長いタッチペンが装着できるようになりました。3DSではそもそもタッチペンを格納する場所が小さくて、格納時は小さくしておいて、伸ばして使うタッチペンが使われていました。3DSLLでは本体サイズが大きくなったことで、従来のDSシリーズと同じ程度の長さのタッチペンが使えます。ということは、そこからさらに伸びるタッチペンも使えるというわけで、これまでのタッチペンが短くて使いにくかったという人には朗報です。

そして、SDカードの容量も大きくなっています。従来の3DSが2GBだったのに対して、3DSLLでは4GBのSDカードがついてきます。もちろんこれは自分で買い換えてさらに大きいものと交換することも可能です。3DSLLの発売と同時にゲームソフトのダウンロード販売もスタートしましたから、SDカードの容量は最初のうちは気にしていなくても、後々大きいほうが良かった、なんて思うこともあるかもしれません。

大きくなった画面だけでなく、様々な改良を施し、夏に大きな盛り上がりを作った3DSLL。これで、任天堂は年末商戦へ向けた準備を整えた格好になりました。