不動産を貸したことによって得た収入の税金とは?
家賃収入だけが不動産所得ではありません
なお、不動産というと一般的にはアパートマンション経営や貸家の賃貸ということになりますが、税務上の不動産所得というと、土地や建物などの不動産の貸付けのほかに、不動産の上に存する権利の設定や貸付け、船舶や航空機の貸付けも不動産所得に含まれます。
不動産所得ってどう計算する?
不動産所得の金額は、以下の算式によって計算します。- 不動産所得の金額=総収入金額-必要経費
- 名義書換料、承諾料、更新料又は頭金などの名目で受領するもの
- 共益費といった名目で受け取る電気代、水道代や掃除代など
- 返還を要しない敷金、保証金
不動産所得の節税ポイント
不動産所得の節税ポイントは、何といっても“必要経費を適正に計上すること”です。不動産所得という業務の性質上、一般的に必要経費にできるものとは、下記のような項目となるでしょう。
>>では、一般的に必要経費とならないものとは?