ビューティティップス/ダメージを癒す!夏枯れ回復スキンケア

知らない間に進行している夏疲れ肌をリセット!

夏バテは、体がだるく食欲不振や気力が無くなるのが主な症状ですが、それに伴い肌荒れが進行してしまうのをご存知でしたか?

友利 新

執筆者:友利 新

ビューティティップスガイド

秋口になると、夏の間に蓄積したダメージが一気に出てしまうため、秋=肌荒れというイメージが強いかもしれません。実は、身体と同じようにお肌も夏バテ、いわゆる夏疲れ肌を引き起こすので夏の間から注意が必要になってきます。
夏の間にも肌荒れは進行しています

夏の間にも肌荒れは進行しています


夏疲れ肌の原因

夏バテで食欲がなくなり、そうめんなどさっぱりとしたものだけを食べるようになると、肌を作るタンパク質やビタミンなどの栄養素が不足してしまいます。また、夏は紫外線も強くなり、汗やエアコンによる乾燥で肌には過酷な環境です。これに栄養不足が加わると肌のターンオーバーが正常化できず、夏の肌荒れの原因になります。


潤いのある肌を取り戻す夏野菜

紫外線で傷ついた細胞を修復するためには抗酸化成分が必要です。抗酸化成分とはトマトに入っているリコピンや、茄子の紫色の皮に含まれるアントシアニンなど、色の濃い野菜や果物に多く入っています。そのため、紫外線が強い時期に食べる夏野菜やトロピカルフルーツの色がカラフルと言うのは理にかなった話なんです。

夏の肌には夏野菜で栄養補給。出来るだけ旬の緑黄色野菜やフルーツで抗酸化成分を補給してください。また、皮膚の新陳代謝を促すために必要な亜鉛やマグネシウムなどのミネラル、皮脂分泌をコントロールして肌荒れを防ぐビタミンB群、皮膚粘膜を正常に保つビタミンAなども併せて摂ると効果が高まります。


予防には徹底した紫外線対策を!

できるだけ夏疲れ肌の症状を悪化させない、原因を元から断ち切るためにはまずは紫外線対策を徹底してください。毎朝の紫外線対策はもちろん、日焼け止めをこまめに塗り直すこともポイントです。塗り直しが難しければ、パウダータイプやスプレータイプなども多く出ているので、そういうものを上手に使って活用しましょう。

スキンケアでは、保湿+肌ダメージを回復させるような高機能美容液やクリームなどを追加してください。夏疲れ肌を寄せ付けないためにも、毎日の紫外線対策と乾燥対策をしっかり行うことをおすすめします。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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