ビューティティップス/夏のお疲れボディ対策

食事・睡眠などの生活習慣を整えて夏バテ予防

夏本番で気温も湿度も上昇し、過ごしにくい日が増えました。夜も暑くて寝苦しい日もありますが、この夏も何とか夏バテや熱中症にならずに乗り切りたいですね。

高瀬 聡子

執筆者:高瀬 聡子

ビューティティップスガイド

今すぐSTOP! NGな行動

暑いからといって生活習慣を乱してしまうと、そこから本格的な夏バテを引き起こしてしまいます。こんな行動を取っている人は、今すぐ生活を見直しましょう。

・冷たい食べ物、飲み物を摂りすぎる
→体を冷やし基礎代謝が低下。常温もしくは暖かい物をこまめに摂るように心がけましょう。

・ミストスプレーのみのスキンケア
→水分だけのタイプだと肌の潤い成分まで一緒に蒸発させ乾燥肌に
乳液やクリームを最後に塗って、潤いを閉じ込めしっかりと保湿しましょう。

・湯船につからずシャワーのみ
→自律神経が乱れ、免疫力が低下。ぬるめのお湯で半身浴や入浴を行い、身体の中から温めましょう。

・朝食は食べない
→体力や集中力低下を招く上、生体リズムも乱れる。
一日3食しっかり摂り、バランスのよい食生活を心がけましょう。

・一日中冷房の効いた部屋で過ごす
→自律神経が乱れ、体の冷え、だるさ、頭痛、食欲不振など自律神経失調症類似の症状を引き起こす。
冷房対策(上着、ひざ掛けなど)を心がけ、体を冷やさないよう体温調節をしましょう。

ぐっすり快眠すれば夏バテも解消

暑くて寝つきが悪い、寝ても疲れが取れない…。夏バテ症状が出ているのに快適な睡眠が取れないと、体の調子はさらに悪くなってしまいます。何も特別な運動などをしなくても、ちょっとした生活リズムを整えることで良質な睡眠を取ることができます。

毎晩ぐっすり眠れていますか?

毎晩ぐっすり眠れていますか?


・毎日規則正しい時間に寝起きする習慣をつける
・体内リズムを整えるため、起きたらすぐ太陽の光を浴びる
・成長ホルモンが活発になる21:00~2:00に睡眠を取るよう心がける
・寝る前にぬるめのお湯につかり、自律神経の働きを整える
・副交感神経を優位にするようアロマをたいたり音楽を聴いたりして、リラックスできる環境をつくる
・寝る直前に食事をしない

夏バテに効果のある栄養素

だるくて食欲が無くなる夏バテ特有の症状は、乳酸という疲労物質が溜まってしまうことによって引き起こされます。そんな夏バテの症状に効果があるのが、なんといってもすっぱい食材に多く含まれるクエン酸。乳酸を分解して疲れを取り、酸味で食欲を増進させてくれる大切な栄養素です。

さらに私達の体には「クエン酸回路」という人間が生活する為のエネルギーを生成する機能があります。ビタミンBによって糖質をエネルギーに変えるシステムは、クエン酸を摂ることによって働きが活発化。その為、ビタミンBとクエン酸は夏バテには欠かせません。

ビタミンBは豚肉・レバー・納豆・豆腐・うなぎ・いわしなど、クエン酸は酢・ゆず・レモン・グレープフルーツ・梅干などに含まれます。またビタミンCもストレス耐久性のアップに効果的です。枝豆・トマト・かぼちゃ・モロヘイヤ・アスパラガス・ゴーヤなどに含まれます。ぶり・あじ・たらこ・豚レバーなどに含まれるナイアシンもエネルギー代謝には欠かせないので、積極的に摂取しましょう。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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