仕事でも使える? 期待が膨らむWord Web App プレビュー版
Webブラウザで利用できるWord Web Appは、正直なところ実用性はいまひとつでした。機能は少なく、スピードも遅いので、Word Web Appで文書を作る気分には、ちょっとなれませんでした。しかし、Word 2013の公開に合わせてリリースされた新しいWord Web Appのプレビュー版は、かなり完成度が高そうです。機能も増えていますし、画面デザインもWord 2013と統一されています。ようやく、仕事でも使えるレベルに仕上がってきたかな、という感じ。期待したいですね。
ブレビュー版のWord Web App。ブラウザで利用できるWeb版のWordです。Word 2013の機能強化に合わせて、こちらもかなり強化されています。デザインや操作性も、Word 2013に近いですね。ぱっと見るとWordに見えますが、あくまでWebブラウザ(画面はIE10です)で動作するWebアプリケーションです
ブレビュー版のWord Web Appで左上の[ファイル]タブを選択したところです。デザインや機能を見ると、Word 2013とWord Web Appはほぼ同時進行で開発されている感じがします。文書を見たり、簡単な編集をしたりする程度なら、Word Web Appでもかなりのことができそうです
Windows 8のタッチインターフェイスを意識した機能
Windows 8の発売は10月26日に決まりました。Office 2013の発売は、それよりも後になると思いますが、当然、Windows 8を意識した機能も盛り込まれています。実際に、Windows 8 Release Preview版を入れたタブレットにインストールして試してみましたが、たとえば閲覧モードなどは、明らかにWindows 8のタッチインターフェイスを前提に開発されていると思いました。まだ使い込むまではできていませんが、Windows 8とWord 2013の組み合わせは、いろいろな意味で新しい可能性を感じさせてくれそうです。
タッチ対応のWindows 8タブレットにWord 2013をインストールして文字を入力しているところです。ソフトキーボードを使えば文字入力も可能です。また、ソフトキーボードを起動すると、Word 2013の画面サイズが自動的に画面の上半分に切り替わりました。すべてを試したわけではないのですが、Word 2013には、Windows 8のタッチ操作に対応した機能や操作がたくさん用意されている印象です
タッチ対応のWindows 8タブレットで閲覧モードにして、手書きでコメントを書き込んでいるところです。タブレットでワード文書を表示し、指やペンで書き込む使い方を想定しているようです。Windows 8とWord 2013を組み合わせることで、ワード文書の新しい活用方法が広がるのではないでしょうか
>最後に~あえて弱点を探すと?