ホテルでのお手入れタイムに使いたいコスメ
ホテルでくつろぐ時間は、とっておきの美容タイム。いつものお手入れに、旅先でありがちなトラブルを防ぐ緊急ケアをプラスして、肌や体の疲れをリセットしましょう。うっかり日焼け対策にはシートマスク
アウトドアや街歩きで「紫外線を浴び過ぎたな」と思ったら、まずは肌を冷やして鎮静させることが先決。日焼け直後の肌は炎症を起こしていて、軽いやけどと同じ状態だからです。冷たい水で濡らしたタオルやコットンを当てるだけでも効果はありますが、旅先ではなかなかケアしにくいことも。そこで役に立つのがシートマスク。ひんやりとした感触で肌を落ち着かせながら、水分補給も行えて一石二鳥です。日焼け後のケアには、美白効果や抗炎症効果のあるものを選びましょう。かさばるものではないので、ガイドは旅行時にはいつも宿泊日数分のシートマスクを持っていき、毎日使うようにしています。
使い切りタイプの美容液やパックなら荷物もコンパクト
どんな状況であれ、スキンケアで最も重視したいのが保湿。旅先でもいかにきちんと保湿できるかが、美肌度を左右するカギになります。旅先ではあくまで身軽主義!
ガイドは、古い角質を取り去るのに最適なベキュアの「クレイコンディションマスク」(I~IVの全4種・3個入り・各3150円)や、寝ている間に潤いを補給して弾力肌へ導く、カネボウ suisai「プレミオリティ ナイトビューティヴェール」(16包入り・5250円)など、愛着のあるコスメを持参。
余った分を持って帰るのが面倒になったら、ボディやデコルテのケアに惜しみなく使ってしまうというのも、旅先ならではの贅沢です。
また、極度の乾燥に陥った時にも対応可能なのが、<機内編>でもご紹介した美容オイル。1本あるだけで、顔はもちろん、ボディやネイル、パサつく髪までしっかり保湿できるので重宝しますよ。
なお、自宅にたまったコスメサンプルを旅行の時に持っていくという人も多いかもしれませんが、一度も使ったことのないブランドのものを持っていくのは避けたほうが無難。万が一、肌トラブルに見舞われた場合、旅先ではすぐに皮膚科に駆け込むのが難しいという事情があります。また、もらってから日が経っていると中身が変質している可能性もあるので要注意。
クレンジングや化粧水、乳液といった基本アイテムは使い慣れたものを小分け容器に詰め替えるか、サンプルを活用する場合も、使ったことのあるブランドのものにしたり、事前に自宅で試して肌との相性をチェックするのがベターです。
足のむくみ&疲れは足指開きで撃退!
足の疲れは翌日に持ち越さない!
足指を開くことで筋肉がほぐれ、足先の血行もスムーズになるので、足の疲れやむくみの解消といった効果が期待できるのです。足の指の間にはたくさんのツボがあるので、複合的に刺激することもできます。
むくみ解消効果のある着圧ソックスとダブルで使えば、マッサージいらず!
睡眠リズムの乱れにはアロマを活用
枕が変わると眠れない、すっきり目が覚めないという人も多いでしょう。また、海外旅行には時差ボケもつきもの。そんな時は、アロマの力を借りてみては?ラベンダーのサシェを枕元に置くのも◎
また、頭がぼーっとしてすっきりしない朝には、清涼感のあるペパーミントやユーカリ、爽やかなオレンジやグレープフルーツの香りがおすすめ。精油を1~2滴、洗面器やマグカップに張ったお湯に落としたり、ティッシュペーパーにしみ込ませたりして香らせ、ゆっくりと深呼吸をしてみて。気持ちがしゃきっとしますよ。
便利なグッズやコスメ、香りなどを活用して、いつもとは環境の違う旅先でも快適な滞在を楽しんでくださいね!