ロス・グラシアレス国立公園への行き方
国立公園内でもっとも大きなウプサラ氷河 写真提供:アルゼンチン観光局
ロス・グラシアレスの北部を巡りたいなら、エル・カラファテから220kmほどのところにあるエル・チャルテンという村に滞在するのもいいでしょう。この間は、バスでおよそ3時間半。ここからもたくさんのツアーが出ており、いくつかの氷河や湖を訪れることができます。
ロス・グラシアレスは一大観光地なので、日本の旅行会社でも予約は可能です。また、ブエノスアイレスにある日本語の通じる旅行代理店に頼むことも可能。ただし、現地代理店に直接予約を入れた方が安くあがりますので、英語やスペイン語が苦にならなければトライしてみましょう。
ロス・グラシアレス国立公園の歩き方
圧倒的な高さを誇るスペガッツィーニ氷河も見どころ 写真提供:アルゼンチン観光局
■ペリト・モレノ氷河
ロス・グラシアレスでもっとも人気のスポット。轟音をたてて水中に崩れ落ちる崩落の瞬間は圧巻。いくつかある展望台から、その神秘的な光景を見学することができます。クルーズ船で接近することもできるし、上陸してトレッキングするツアーもあるので、氷河の魅力を知るには最良の場所といえるでしょう。
■ウプサラ氷河
ロス・グラシアレスの中で最大の氷河。全長約60kmに渡って巨大な氷の塊が続いています。クルーズ船でその一端を見るツアーもあれば、3時間ほどかけてトレッキングするツアーなどもあり、こちらも様々な角度から氷河を楽しめます。また、近くにあるオネージ湖に立ち寄るツアーも多く、森と氷山の美しい景色にうっとりすることでしょう。
■スペガッツィーニ氷河
この氷河の特徴は、とにかく高くそびえていること。最長で135mほどにもなるというから驚きです。ウプサラ氷河のツアーで立ち寄ることも多く、近くにあるセコ氷河とともに見学することができます。