アルゼンチン随一の動物天国、バルデス半島
愛嬌あるマゼランペンギンが間近で見られる 写真提供:アルゼンチン観光局
バルデス半島のダイナミックな大自然はメディアなどに取り上げられることも多く、とくにシャチがオタリア(アシカの一種)を空中に放り投げる光景は、『オーシャンズ』などのドキュメンタリー映画でもおなじみ。日本ではまず見ることのできない、パタゴニア特有の動物たちに会いに、雄大な世界へ足を踏み入れてみませんか。
バルデス半島の基本情報
バルデス半島では、人間ではなく動物たちが主役 写真提供:アルゼンチン観光局
ここで観察できる動物の代表がゾウアザラシ、オタリア、ペンギンといった陸上の動物と、クジラやシャチなどの海中動物。また、ラクダの仲間であるグアナコニャンドゥといった大型の鳥類も草原地帯では見られます。荒涼としていますが、植物もポイロンやキリンバイといった固有種も生息しています。
バルデス半島のベストシーズンと服装
バルデス半島の魅力のひとつがホエールウォッチング 写真提供:アルゼンチン観光局
冬はパタゴニア地方がオフシーズンのため、ツアーや交通が少なくなります。また、季節も冬になると相当厳しくなるので、どうしてもその時期に訪れたいなら、防寒対策はしっかりしておきましょう。気温は高い時期でも、風の強い地域なので、厚手のウィンドブレーカーは重宝します。もちろん、靴ははきやすく丈夫で、防水加工されているものがおすすめです。