まずは施術モデルさんのビフォア画像をご覧ください。
色白な分、シワが余計に目立ってしまってます
採血用の針だからちょっと痛いです
まずは自分の体から材料を調達。関谷クリニックでは注射1本、16ccの血液を採取します。
ここでフィルターを挟んで赤血球と血小板に分離されます
フタ付の専用容器に血液を移しかえ、遠心分離器で15分~25分。専用容器の中の血液が、赤血球と多血小板溶液、上澄み液の3層に分離されていきます。
パックですか!?ってくらい厚めに塗ります
分離が完了するまでの間は、首に麻酔クリームをたっぷり塗って待機。クリームを厚めに塗った上からラップで密封し、浸透を促します。
血小板は薄い黄色をしてました!
分離を終えた血液がこちら。注射器で上澄み液だけを注意深く抜き去り、多血小板溶液をまた別の容器に移し替えます。そこに細胞の再生力を促すFGF(線維芽細胞成長因子)を加えて混ぜ合わせたものを、いよいよ注入用の注射器に移し替えます。
これを自分の体に戻すわけです!
ここまでで約30分。首のシワを無くしてくれる薄黄色の多血小板溶液の詰まった注射器が用意されました。
シワに沿って手早く注入!
この多血小板溶液を、横シワの上に細かく注入。その回数、首全体で平均100回以上! 聞くだけでビックリですが、もっと老化が進んで皮膚全体がシワシワになってしまっている首には、碁盤の目のようにもっと細かく注射することもあるんだそうです。
当日はスカーフ持参がおすすめです
何十か所も注射針を刺しますから、多少の赤みが出たり続いたりするのは避けられません。個人差はありますが、ガイドが受けた時は赤くふくれた状態が半日続き、翌朝には赤い点々が残りました。さらに2、3日すると「あせも」程度の見た目に。これは襟のあるシャツでほぼ誤魔化すことができました。
それではアフター画像を見てみましょう!