働くママと、子供服をすっきり整理整頓・収納!
1歳3カ月のお子さんがいるSさん。育児に家事に仕事にと、慌ただしい毎日でヘトヘト。家が片付かなくて気になっているとか。特にクローゼットを何とかしたいということで、ガイドがSさん宅へ伺い、子供服の整理・収納方法についてアドバイスしました。<目次>
子供服・ベビー服がいっぱい! おすすめの収納方法は?
次の子用に服を残すとしても、その子が同じ時期に同じサイズとは限らないので、冷静にジャッジしたい
また、「あちこちから貰ってきて、そのサイズになったら着せようと思っていた服が意外と多い」とのこと。自分で購入していないものだと、しまったまま忘れやすいそうです。
大人の服と違って、ベビー服はたたむと小さくなるので、自分で思っているよりもたくさん収納できてしまいます。また、広げてみないとその大きさが分からなかったり、着せてみてようやくサイズ感が分かったりなど、戸惑うことも多いはず。日に日に成長するこの時期だからこそ、ベビー服の整理が肝心。サイズと着る季節に注意して、むやみに溜めないようにしましょう。
そこで早速、ベビー服からお片付けをスタートしました。
子供服・ベビー服のおすすめ整理法!衣替えもらくらく
ベビー服の整理をするにあたって欠かせないのは、サイズと季節で着る服を区別することです。そこで最初に取りかかったのは、家のあちこちにしまわれていたベビー服を一堂に集めてから、種類別に分類すること。Sさんの場合は8種類に分けて、残す服と処分する服を決めていきました。- 長袖シャツ
- 半袖シャツ
- タンクトップ
- ズボン
- ブルマー
- セットアップ
- ロンパース
- ジーンズ
「さんざん着たから惜しくない」「あ~どうしよう、いいものなんだけれど~」しばし葛藤。残す服の絞り込み作業
今ちょうど着られる服は、種類が混ざらないように、収納ケースを使って棚へ戻します。カラーボックス・収納ケースは100均や無印良品のものがシンプルでおすすめです。
四角くたたんだ服は立てて収納。棚の奥行より大きいサイズの収納ケースは、横向きにしてから本のように服をケース内に差し込んでいきます。ひと目で服のありかが分かれば、出し入れしやすくて、子どもの着替えがスムーズ。もらい物の服があったことを忘れて、「夏服を買おうと思っていたので、見直してよかった」と、Sさんは仕分けの成果にニッコリです。
さて次は、オムツとお出かけセットに取りかかりましょう。
ベビー服、オムツ、マザーズバッグなど、子供グッズの収納を整える
家の中でも、おもに育児の場として使われるのがリビングダイニング。Sさん宅ではキッチンと洗面所への動線が近いため、キッチンカウンターの下にある棚が、ベビー服の定位置にはうってつけです。すでにベビー服の収納は整え終わっているので、次はそのカウンター横に置いてある棚に取りかかります。絵本とおもちゃの飾り棚、その横にあるカウンター収納には子供服、オムツ、マザーズバッグを
幸いなことに、ベビー服をしまったカウンター収納の右側に空きがあります。ここを片付ければ、オムツもバッグも入りそう。というわけで、今収納されているアルバムや雑誌、雑貨などを別の場所へ移動しました。これでめでたく、飾り棚には念願の絵本が収まりました。
次は、いよいよお片付けの仕上げに入りますよ。
床が見える!気になっていたモノが入った!
実は、Sさんがずっと片付けたいと思っていたのは、お雛様と客布団、そして季節家電。「押入れもない、納戸もない。おまけに天井が低いから上の棚に入らない」というのが、悩みのタネでした。クローゼットは2カ所にあるのですが、1つは天井が低くて、棚の上にお雛様が入らずに困っているとのこと。しまう場所の見つからないモノはどうしたらいいかと、クローゼットの床に置いて、入り口を布団でフタをしている状態です。
「手を伸ばせば、服が取れないわけではないし」と我慢する日々だとか。でも、もう1つのクローゼットのほうは天井が高いので、思い切って荷物を大移動することに決定。お雛様と客布団が、棚の上にちょうど収まりました。
マタニティ服、次の子用の服、これから着るベビー服も収まりました。「住宅ローンに換算すると、残す価値があるのはどれか?と思います」(Sさん)
引っ越して約4年のSさん。何とかしたいと思いつつ、育児と家事と仕事に追われていると、「へたに手を付けたら、もっと悪い状態になりそう」という不安もあって、なかなか実行できなかったようです。あちらもこちらもいっぺんに解決するのは確かに大変。
今回のように、子どものために今できることから手を付ける。それがワーキングマザーにとっては大切。たとえばベビー服を片付けるだけでも、毎日の着替えと保育園への支度がラクになります。一歩一歩進めていきましょう。決断すれば、お片付けがサクサク気持ちよくはかどりますよ。
【関連記事】