防犯/子どもを犯罪から守る

子どもの防犯意識をアップ!紙芝居とダンスが決め手!(2ページ目)

小学校では必ずと言っていいほど行われる防犯教室。さまざまなスタイルがありますが、懐かしくて新しい紙芝居と、楽しくて覚えやすいダンスで、防犯対策が身に付く、新しい切り口の防犯教室を取材しました。

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド

ユニークな防犯ダンスに子どもたち、大盛り上がり!

元気いっぱい防犯ダンス

元気いっぱい防犯ダンス

NHK朝の連続ドラマ「てっぱん」で「てっぱんダンス」、そしてガイドも大好きな「サラリーマンNEO」の「サラリーマン体操」で有名な、「コンドルズ」の新ユニット「キーロック」という4人グループが登場です。


子どもたちも立ち上がって、会場の体育館で互いにぶつからないようにスペースを取ります。そして、「防犯あいうえおダンス」を少しずつ練習します。クラス担任の男性教諭、女性教諭の皆さんも一緒になって、振り付けを覚えます。


子どもたちにも覚えやすいようにアレンジされたダンスは、勘のいい子どもたちにはすぐに覚えられたようで、「キーロック」の4人が皆の前で踊り、着ぐるみの「ロックとキーチャ」も一緒になって、子どもたちと先生方も防犯ダンスを踊りまくります!

防犯あいうえおダンス

防犯あいうえおダンス

元気いっぱいに両手両足を伸ばしてリズミカルに踊ると楽しくてもっともっと踊りたくなります。でも、歌詞では防犯に大事なポイントを盛り込んでいるので、踊りながら、歌いながら、防犯の心構えを覚えられるのです。「ハンボ、ハンボ」と腕を振り上げ踊ります。
「防犯、防犯~♪」と覚えやすくノリのいい「防犯あいうえおダンス」でした。


今回、受講したのは小学一年生たちでした。つい先日まで幼稚園生だった彼らにとって、少~し難しかったかな? また、早生まれの子と遅生まれの子とでは、約一年の体格差があるので、子どもたちもいろいろ。でも、ノリノリで、楽しく防犯のお勉強ができたと思います。長い時間、集中できていたのは素晴らしかったです!

子どもたちの感想

「楽しかった」「踊りが楽しかった」「よかった」「元気に踊れた」「最初はドキドキしたけど、楽しくできた」「言われたことできなきゃいけないんだな」「おもしろかった」
 

ガイドのまとめ

小学一年生は本当に小さくてかわいらしかったです! 幼稚園生と見間違うような小柄な子から、えっ? こんなに大きいのに小学一年生? と、この年頃での一歳の差というのは、とても大きいと思います。そして、やはり、小さいがゆえに狙われやすい……。車からひょいっと連れ去られてしまいそうですし、おとながガッと抱え込んだら逃げることはできないでしょう。

家人が不在のとき、子どもが帰宅した時に侵入者に家に押し込まれたりする危険性もあります。自宅はどこよりも安全な場所でなくてはなりません。不審者を近づけることのないように、子どもたち自身が、自分の安全を意識して、無事でいられるように、また保護者たちは子どもの安全を最優先に考えてほしいものです。


■「防犯紙芝居」と「防犯あいうえおダンス」は下記で見ることができます。

【美和ロック 防犯紙芝居】

【防犯あいうえおダンス】
 

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