2013年度の採用選考がスタート

採用選考スタート

4月より採用選考が本格的にスタート

2013年度の採用選考が4月からスタートしました。日本経団連の採用選考に関する企業の倫理憲章が見直されて、大学卒業予定者、大学院修士課程修了予定者等の選考プロセスが2013年度入社の採用から変更になっています。

倫理憲章では、採用に関する広報活動については、卒業・修了学年の前年12月以降に、面接等実質的な選考活動については卒業・修了学年の4月1日以降から開始することになりました。

正式な採用内定日が10月1日以降ですので、4月1日以降の6ヶ月間が実質的な採用選考期間です。この採用選考期間に、企業から学生に対して出される採用についての内諾が「内々定」と呼ばれるものです。

内々定は内定とは異なり、企業と学生との労働契約の締結とは見られません。学生も自由に他の企業を回って就職活動を続けるからです。内々定が労働契約の締結ではない以上、内々定の取消しは解雇にはなりません。ただし、内々定の取消しが損害賠償の対象になることはあります。詳しくは、内定と内々定の法的効果の違いをお読みください。

採用選考の留意点

大手企業の場合は、日本経団連の倫理憲章があるので、4月1日以降に選考を開始している企業がほとんどだと思いますが、中小・ベンチャー企業の中には、それ以前から学生にアプローチを始めている企業もあると思います。

採用面接は、学生と企業とのお見合いの場です。お互いが対等な立場で真剣にかつ誠実にお互いのよい点をアピールしたいものです。面接担当者はさらに学生の良い点を引き出して、それを学生にフィードバックしてあげましょう。学生を動機づけし学生のさらなる発言を促すことで、学生の潜在能力をより明確に見極めることができます。

最近は減っていますが、学生にプレッシャーを与える圧迫面接はやめましょう。評判を落とすだけです。それと人事担当者以外に面接担当をさせる場合は、チェックリストを作って不適切な対応をさせないように気をつけましょう。

上から目線での発言や、面談中の携帯電話の使用、不明確な質問、不遜な態度など不適切な面談は、企業イメージを悪化させるだけでなく、採用したい良い人材からも敬遠されてしまいます。

また1次面接を人材会社(採用面接代行)に委託している会社は、学生に対するインタビュー項目だけでなく、会社の方針や経営目標、仕事の内容、職場の雰囲気まで事前に共有しておくことが重要です。