一人暮らし/一人暮らしの楽しみ方

ひとりご飯を美味しくする5つの工夫(2ページ目)

誰ともしゃべらず黙々と食べる一人暮らしのご飯。なんだか味気なくて、寂しい。そんなふうに思っていませんか。でも、気持ちや習慣をほんの少し変えるだけで、美味しく食べることができますよ。ご飯の時間をもっと楽しい時間に変えて、一人暮らしももっともっと楽しくしましょう。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

食アイテムをプラスしよう

スチームケース

オシャレなスチームケースなら、調理後そのままテーブルに並べても◎(参考:スチームケースで作る簡単魚料理2品

お惣菜を買ってきたままの容器で食べてしまったり、料理を作ったままの鍋やフライパンから直接食べてしまっていませんか? 「もちろんお皿に移した方がいいとわかっているけれど、ひとり分だし、つい面倒で」という人も多いと思います。

■ランチョンマットや箸置きで食卓を整えよう
ご飯を美味しく見せるなら、プラスチックの容器よりきちんとお皿に移し替えるのがベター。どうしても面倒なら、ランチョンマットや箸置きをプラスするだけでも、きちんとした雰囲気に変わります。お箸も割り箸はやめて、マイ箸やフォークナイフを用意する。出来合いのものでも、自分が用意した食アイテムを一品プラスするだけで、自分で食卓を整えたという気持ちが生まれ、ご飯が美味しく感じられます。

■そのままテーブルOKの調理器具を使おう
また、自炊をするときには、そのまま食卓に並べても違和感が少ない土鍋や、ルクエなどのスチームケース(参考記事:スチームケースで楽々&旨々ひとりご飯)を使うというのも◎。最近はオシャレなキッチンアイテムが増えていますので、料理後の手間を省くことを考え、テーブルにそのまま並べられる調理器具を揃えてみるのも楽しいかもしれません。


彩りを添えよう

スープ

スープにパセリをぱらりとふりかけるだけで、見た目の美味しさがぐんとアップ(レシピ参考:アレンジ自在なシンプル野菜スープ

一生懸命料理をして「さぁ食べよう」と改めて自分の作ったものを眺めてみると、お皿の上が一面茶色…なんてことありませんか? 決してまずそうというわけではないのだけれど、なんだか味気ない。レストランやカフェなど飲食店での盛りつけは彩りが鮮やかで、それだけで食欲がそそられますよね。

ひとりご飯ではおかずを何品も揃えて、彩りよくというのは難しいもの。それなら、緑の食材を必ず入れるようにしてみましょう。

■薬味で緑をプラスしよう
作った料理に緑の食材が入っていなければ、あさつきや青シソ、パセリなどの薬味を散らすだけでもOK。「薬味を買っても、食べきれそうにないしモッタイナイ…」と思うかもしれませんが、刻んで冷凍しておけば、使いたいときに必要な分だけ使えるので簡単です。ちなみに、時期にもよりますが、どれも1パック100円程度。散らすだけなら10回以上の分量になります。これで気分よくご飯が食べられるなら、決して無駄な買い物ではありません。(冷凍保存の方法:ラクチン&美味しい冷凍保存 野菜編その2

■キャンドルで雰囲気のあるテーブル作り
また、電気を消して、キャンドルの灯りで食事をするというのも、おかずの彩りをカバーするひとつの手。薄暗くなるので、彩りをごまかせるというのもありますが、キャンドルの灯りは温かいものをさらに温かく見せる効果があり、ご飯がより美味しそうに見えます。いつもの部屋をカフェのような雰囲気にチェンジできますよ。

次は、もう一品簡単に増やせるレシピと、ひとりご飯を他の人と共有する楽しみ方を紹介します>>
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