「縄張り」をきちんと作ってもらう
「自分の城」意識を持ちすぎてしまうと、相手を家事から閉めだしてしまいます。
カルフォルニア大学の臨床心理学者ローアン・ブリゼンディン博士によれば、哺乳類のオスでは、“縄張りを守る”脳の領域がメスよりも大きく、「進化学的に見て、男の仕事というのは縄張りを守ること」なのだとか。パートナーが興味を持っている分野の中の、何かひとつでもいいので「テリトリーを明け渡して、縄張りを持ってもらう」ことも、円滑に家事を分担するための大切なコツです。
たとえば「食器に関することは全部まかせる」といったエリアの譲渡でもいいですし、「朝食作り」など特定のジョブ譲渡、掃除機に関しては、購入の際の検討からお任せしてみる道具譲渡など、パートナーが主導権を握れる縄張りを家の中に確保しましょう。
■ポイント2
エリアやジョブ、道具を譲渡して縄張りを持ってもらおう
最後は一番大切なこと。相手のよいところを見つけて伝え合うことについて、お話します >>