ツボの中には、美容に効果的なものもたくさん! そこで今回は、人目をはばからず、気づいた時に気軽に押せるツボ6つを厳選してご紹介します。
ツボの押し方
グッズを活用するのも手
ツボによっては、綿棒の先やつまようじを輪ゴムで束ねたもの、市販の鍼灸ローラーなどを使って刺激するのも効果的です。
つづいて、お悩み別に効果的なツボをご紹介します!
足の冷え・むくみ
湧泉(ゆうせん)
足の冷えが進むとリンパの流れも悪くなり、足がむくんできます。血行を促して、老廃物の排出をスムーズにしましょう。
湧泉は、足の裏の真ん中より少し指先寄りで、足の指をギュッと内側に曲げたときにくぼむところです。両手の親指を重ね、指先の方へ向かって押し上げるようにして。ゴルフボールを足裏でコロコロ転がして刺激するのもおすすめです。
生理痛・生理不順
三陰交(さんいんこう)
婦人科系のあらゆる不調に幅広く有効なのがこのツボ。脚の内側、内くるぶしの中心から、親指以外の指4本分くらい上がったところの、骨の後ろ側のくぼみにあります。
体の冷えにも効果的で、親指の腹でじんわり押したり離したりしていると、次第に足先がポカポカしてくるのを実感できるはず。
不眠
安眠(あんみん)
良質な睡眠は美肌づくりに欠かせません。なかなか寝つけない時は耳の後ろにあるツボ、その名も“安眠”を押してみましょう。
安眠は、耳の後ろにある下に向かってとがっている骨(乳様突起)の下にあります。指の腹でもみほぐすと効率よく刺激できます。
ストレス
内関(ないかん)
不安やプレッシャーが長く続くと、さまざまな不調につながります。ストレスを感じたら、すぐにこのツボを押してみて!
内関は、手首の内側にできる横じわから、指3本分ひじ寄りの中央にあります。ツボと逆側の手で手首をつかむようにして、親指をツボに当てましょう。イライラする気分を落ち着かせてくれます。
肌荒れ・くすみ
百会(ひゃくえ)
肌荒れやくすみは、血行不良がおもな原因。頭部の血行を良くする百会のツボを刺激しましょう。
百会は頭のてっぺんにあるツボで、全身の気が集まるといわれています。左右の耳のもっとも高いところを結んだ線と、頭の中心線が交わるところです。
緊張を緩和して気分をリラックスさせてくれるツボなので、疲れを感じた時にもおすすめ。他にも、頭痛、眼精疲労、肩こり、抜け毛などに効果があるとされ、万能のツボともいわれます。
便秘
合谷(ごうこく)
女性に多い便秘のお悩みも、ツボで解消することができます!
合谷は、大腸の働きを調整してくれるツボ。手の甲側の親指と人差し指の交わる付け根の部分、やや人差し指寄りです。押すと痛みを感じる人も多いはず。手を開き、逆側の手の親指でやや強めに押してみましょう。
いつでもどこでもすぐスッキリできるのが、ツボ押しの良いところ。「時間があいたら押す」のを習慣にして、健康美を目指しましょう!