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チューブトレーニングで肩こり解消!2種の肩周りトレーニング方法

チューブを使うことで、筋肉の深い部分に刺激を与えることができるため、コリを芯からほぐすことができます!また、続けていけば肩こりと本格的におさらばすることも可能です。腕から肩周りの筋肉を鍛え、ボディラインを整えるトレーニングをご紹介します。

森 俊憲

執筆者:森 俊憲

筋トレ・筋肉トレーニングガイド

チューブトレーニングで肩こりを芯から解消!

デリケートな肩周りを鍛えるなら、ダンベルよりもチューブがおすすめ

デリケートな肩周りを鍛えるなら、ダンベルよりもチューブがおすすめ


運動不足が原因で引き起こされる体の不調、と聞いて、どんなものを思い出しますか? パッと思い浮かぶのは、肩こりや腰痛などではないでしょうか。たしかに、肩こりはそのほとんどが、筋力不足により引き起こされます。筋力不足により代謝が低下し、血流が悪くなってコリがたまる。重い頭や両腕を支えるための筋力が足りず、日々コリがたまっていくなどが主なパターン。つまり、きちんと筋肉を鍛えていれば、肩こりとは無縁でいられるというわけですね。日々ハードな仕事を抱えながらも筋肉を鍛えている皆さんにとっては無縁の悩みかもしれませんが、「実はひそかに悩んでいて……」という人、決して少なくないはずです。

さて、実際肩こりに悩んでいても、しっかり対処して解消している人は、案外少数派。大半の人は悩みながらも、「まぁこんなもの」と放置し、たまにマッサージでなんとかする、といった状態ではないでしょうか。ところが、コリを解消するためのマッサージにも大きな落とし穴があります。せっかくほぐしてもらったはずなのに、翌日マッサージしてもらった部位が痛くてたまらないといった経験、皆さん一度や二度あると思います。いわゆる、もみ返しです。さてこのもみ返し、一体どうしておこるのでしょうか?

実はコリがたまっている部分は、筋肉の奥のほう。しかし、マッサージでは体の表面からしか患部を刺激することができません。そのため、なかなかコリまで刺激が届かない。そこで、どんどん力を入れて押してしまい、結果患部を痛めてしまい、もみ返しがおこる……というわけです。このように、マッサージだけでは気休めになっても、コリを芯から取り除くことはできません。そこでおすすめなのが、チューブを使った筋力トレーニングです。チューブを使うことで、筋肉の深い部分に刺激を与えることができるため、コリを芯からほぐすことができ、続けていけば肩こりと本格的におさらばすることも可能なのです。

今回は、筋肉を鍛え、ボディラインを整えるとともに、肩こり解消にも効果のあるトレーニングを2種、ご紹介します。チューブを使うと自分で負荷を調整しながら行えるので、初心者から上級者まで、さまざまなレベルの人におすすめです。ぜひトライしてみてください。
<目次>
   

逆三角形の体を作る「チューブリアレイズ」

肩の筋肉である、三角筋の後部や肩甲骨周りに効くトレーニングです。筋肉によって肩幅を広げ、逆三角形の上半身を引き立てる効果があります。自分のレベルに合わせて強度を調整できるチューブトレーニングなら、適切かつ安全に肩の筋肉を刺激できます。ダンベルなどで効果が感じにくい人にもおすすめです。

【HowTo】
手順1

手順1

脚を前後に開き、前に出した足の裏に、チューブを引っ掛け、両端を持つ。(使用しているチューブの負荷は弱)
手順2

手順2

前の脚に体重をのせるように、少し前かがみになる。背中や腰を曲げないように注意
手順3

手順3

上体の位置をキープしたまま、腕を大きく横に広げ、元の位置に戻す。ひじを曲げると効果がなくなってしまうので、くれぐれも注意して行おう

【ポイント】
・じっくりと10回/1セットを1日2セット実施が目安
・腕を広げる際は、勢いや反動を使わずにゆっくりと大きく動作

負荷の強さは使うチューブの太さや強さに依存しますが、肩周りはデリケートな部位なので、軽いかなと思う程度の負荷で行うのが大切です。この種目をしっかりと行うと、肩周りの筋肉が強化され、見た目にも上半身の強さがでてきます。
 

たくましい二の腕になる「チューブフレンチプレス」

二の腕の裏側「上腕三頭筋」をターゲットにしたトレーニングです。たくましい二の腕になるポイントは、力こぶ側の上腕二頭筋だけでなく、裏側の上腕三頭筋も忘れずにケアすること。このトレーニングなら、特別な意識をしなくてもピンポイントで二の腕の外側を刺激できるので、初心者の方にもおすすめです。

【HowTo】
手順1

手順1

脚を前後に開いて立ち、後ろの足のかかとでチューブの一端を踏む。もう一端は、図のように背中で持つ。(使用しているチューブの負荷は中)
手順2

手順2

ひじを伸ばしながら上体を斜め前に倒す。ひじを伸ばしきったら、元の位置に戻す。猫背にならないように注意しながら行おう。

【ポイント】
・じっくりと10回/1セットを1日2セット実施が目安
・腕を伸ばす時は、かかとから手の先までが一直線になるように意識する

チューブトレーニングは自分の筋力の反作用の力を使って実施するため、比較的安全ですが、負荷が強すぎると思わぬケガをしてしまうこともあります。自分を過信せず、まずは少し軽めの負荷で始めてみましょう。

大切なのは、続けること。少し物足りないくらいでも、続けていけば一週間くらいで肩こりも気にならなくなってくると思いますし、その後継続していけば、ボディデザイン効果への期待感も自分の中でしっかりと芽生えてくると思います。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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