体の裏側もきちんと鍛えて、バランスの良いボディをつくる

広背筋

目が届きにくいという理由で、意外と軽視されがちな背中。しかし、自分の目は届かなくても、他人の目はよく届く。心してトレーニングしよう

胸や腹筋といった、いわゆる体の表側と比べ、普段自分の目が届かない分、軽視しがちになってしまうのが背中やヒップといった体の裏側部分。しかし、決して軽視してはいけないのは、もちろんのこと。

物事には表と裏があって対になっているように、体も表と裏を等しく鍛えることでバランスが保てるようになっています。たとえば、体重のおよそ8~13%ほどの重さがあるといわれている頭部。これを私たちがしっかり支えていられるのは、背筋の力で上体を起こしているからです。しかしそれも、筋肉のバランスが保たれていればこそ。自分の目に見える範囲のみに意識がいき過ぎてしまい、腹筋ばかりを鍛えてしまった場合、正しい姿勢は保たれず、猫背になってしまいがちです。それに加えて、筋肉のアンバランスさをカバーしようとするため、首や肩などに必要以上の負荷がかかり、結果、肩こりや腰痛などを引き起こす原因となってしまうかもしれません。つまり、胸やお腹など、体の表側のトレーニングをしたら、裏側である背中もきちんとトレーニングしてバランスを保つことが大切というわけです。

また、背筋は大きな筋肉であるため、トレーニングの効果が出やすく、筋肉量が増えやすい部位でもあります。筋肉の量が増えれば、代謝が上がり、脂肪が燃焼されやすくなって、理想のボディに、さらに一歩近づくことができるはずです。

次のページで、背筋を効率良く鍛えるトレーニングをご紹介していますので、バランスの良いボディをつくるためにも、ぜひトライしてみてください。