伝統的なフランス料理を

ブリティッシュヒルズの料理は田舎にありがちな、軽い、やぼったいものではない。

「フォアグラのソテー マッシュルームのピューレとトリュフ香るソース」。
ソースはフォアグラの強い脂身に負けない重厚さ。中世建築の雰囲気に負けないくらい古典的な強さがはっきりとみられる。
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フォアグラに絡むソースが食欲を掻き立てる

「ノルウェーサーモン ソルトマリネからのクリスピーミディアムロースト ハーブオイルと共に」は低温でじっくり焼かれてカリッとした皮とふっくらローストされたサーモンの身。塩でマリネをされているため、中まで色濃く滋味がある。モダンで動きのある野菜の切り方、コントラストが鮮やかで洒落た一品だ。
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火入れの技術とフォトジェニックさが料理全体を華やかにする


赤ワインはオーストラリアのCULLEワインの2004 MAGAN。果実味が力強く、長い余韻を感じるため、非常にしっかりとした肉質で、噛みごたえのある「青森県育ちのフランス産バルバリー鴨胸肉のロースト イギリスジャムのヌガー仕立て添え」にはうってつけ。国内で飼育から出荷をすべて担った鴨肉を丸ごと骨付きのままローストすることでうま味を逃さずに調理。目の前で手際よく胸肉の部分を切り分け、巧みに盛り付けられる。鴨肉のジュをハチミツと軽めに合わせ、仕上げにバター・モンテをしたうま味たっぷりのソースをかければ完成だ。イギリスの伝統製法を守り続ける老舗のジャムメーカー・シーバスのママレードジャムに3種類のナッツが刻み込まれた甘くスパイシーなヌガー風を鴨肉と一緒にお好みで。甘いジャムと重厚な鴨肉の相性は、もはや言うまでもない。
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その場で切り分ける伝統的なサービスで運ばれる