布の絵本、ただいま人気上昇中
赤ちゃんのおもちゃとして利用されることの多かった布の絵本ですが、最近絵本としての良さが見直され、注目が集まっています。小さな赤ちゃんだけでなく、使い方次第で就学前まで長く楽しめるような布の絵本も増えてきました。今回は、優しい手触りを楽しめる布の絵本の世界をご紹介しましょう。聴覚や触覚も刺激して多角的に楽しめる布の絵本
布の絵本の1番の魅力は、お話を読んでもらって楽しむだけでなく、五感を刺激しながら多角的に楽しめる点にあります。
たとえば、人気のある「紙に印刷された絵本」を「布の絵本」に作り直したものも、布のもつ柔らかさ・暖かさ・優しさなどによって、紙の絵本とは違う世界が広がります。それは紙の絵本になじんだお子さんにとっても新しい発見であり、子どもたちをひきつける魅力を持っています。
また、「絵」を着脱したり動かしたりして遊べるタイプのものは、その動きを通して自発的にお話の世界に関わることができ、空想を広げる手助けとなります。ボタンはめ・ひも結び・ファスナー・スナップ止めなどの動きも、知らず知らずのうちに手先の巧緻性を養うことにつながります。
さらに布の絵本は、親子のコミュニケーション・ツールとしても優れています。布の絵本は字の書かれていないものが多いので、紙の絵本よりも自由にお話を展開でき、遊びの要素も加わって、それぞれのお子さんの成長や好みにあわせたストーリーや会話を楽しむことができるというわけです。
絵本好きなお子さんへのファースト・ステップとして、布の絵本の良さを知り、赤ちゃんの生活に上手に取り入れていきましょう。
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